okite910nete1820’s blog

歴史が嫌いだった自分が学び直して、簡単な歴史の地図を作ってみます。

totra大活躍。

 

 人生色々な事がありますよね‥‥‥。

 

ひょんな事がきっかけでは無いですが、東京に出掛けて来ました‥‥。

 

 ひょんな事では無いのでしょうけど、東京に行って来ました。

 

娘と二人での夏以来の東京への凱旋です。余裕を持ち、予定の4時間前行動を心がけて、太陽が昇り出す頃に自宅を出発。駐車場に車を駐めて、娘とは別行動。

 

 自分、東京に来たときには、是非是非行って見たい場所が一つありました。

 

 「 相田みつお美術館 」 です。

 

 今年の夏、那須の 「相田みつお那須ギャラリー」 を訪問。その時、東京に相田みつお氏の美術館があることを知りました。

 

 コロナ渦前や、コロナ渦中は、行きたい場所や、やりたい事などがあっても、 

『 いつかやろう(行こう) 』 などと先延ばしをし過ごしてきました。まぁ現実的にも時間の余裕も無く、今よりも忙しい時期ではありましたからね‥。

 

 最近は、子供の成長と共に、子供達に手も掛から無くなって来て、ブログを書き始めたと言う事も大きく影響しているとは思いますが、些細な実現可能な夢や希望は、 我慢をせずに 「即行動」 に移すことを心がけて暮らしています。

 

 そうする事により、一つの行動がまた一つの小さな夢や繋がりを生み、それを実現すべく努力し、達成する‥‥。そんな感じの良いサイクルが少し確立して来ている気がしてなりません。そして何気無い生活の中でも張りが出来、少しだけですが視野も広くなった気がします。

 

 自分のこの生活のスタートは、息子と始めた 「 歴史の勉強 」 がきっかけだったのかもしれませんよね‥‥。

 

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そんなこんなで、東京に来たのも 「何かのご縁」 。

 

 一人、電車に乗り 「相田みつお美術館」 がある、 「東京国際フォーラム」 を目指しました。

 

 「 都会で電車に乗る🚃 」 と言う行為。普段の日常生活では一年に一度も電車に乗らないで生活をしている自分‥‥。今年の夏に横浜にお出かけした際に、とことん大変な思いをして来ました💦。(主にバスや電車での決済関係デスね‥‥)

 

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 ので、心機一転。人生で初めての ””電子決済カード”” を作りました。

 

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 いよいよ公共交通機関での、人生初の ””Suica”” の使用です。(本当に電子決済などが日々の生活に溶け込んでいる人には何のこっちゃって事でしょうけどね(笑)。

 

  栃木のご当地交通系ICカード ”totra"

 

 カード内に ”Suica” の機能が全て入っています。

 

 「  ピ  ピッ ‥‥ 」

 

 無事にホームに入場出来ました😆。電車を乗り継ぎ、いざ東京国際フォーラムへ!!。

 

 若い頃は結構東京には遊びに来ていたので、おおよその地下鉄や、乗り換えの駅などは少しは覚えています。まぁ新しい路線や、駅や、地下鉄など、自分が若かりし頃から比べたら、大きく変化しちゃいましたけどね‥‥。

 

 最寄りの駅に到着!。 ””Suica”” を改札機にかざします。

 

「  ピ  ピッ ‥‥ 」

 

 無事に改札を出られました😆。

 

 『 これ、ヤバいですね‥‥‥。 』

 

 これは本当に楽だわぁ。今更感満載ですけど、この公共交通機関の使用に当たっては、凄く凄く良いデス。最高デス。乗り継ぎや、乗り越し、切符の購入の手間などが無くなり、ビックリするくらい簡単でした‥‥‥。

 

 『 良かったぁ~totra作っといて~😁。早速思い立ったが吉日で行動した事が、役に立ちましたよ!!。 』

 

 『 都心で、totra、 大活躍です!。 』

 

 ただやはり、先日の全国的なトラブルのように、このシステムは一瞬の小さなほころびで、破綻してしまうと言う危険性も隣り合わせだと思うので、自分は、ハイブリット的な使い方を暫くは継続して行こうと思っています。

 

 どうも決済で、財布からお金が無くならないのはやはり苦手です💦。 

『 お金は数字じゃ無い 』 と言うのが、今の所の自分の持論ですからね‥‥。

 

 

 東京国際フォーラムへは、結構早めに到着。自分、初めてこの施設を訪れました。

1997年に会館し、築26年を向かえるこの施設ですが、自分今まで縁も無く、今回が、生まれて初めての訪問となりました。

 

公式 | 東京国際フォーラム | Tokyo International Forum (t-i-forum.co.jp)

www.t-i-forum.co.jp

 

多くの施設も会館前。都会のど真ん中でも人影は疎らでした。

 

 折角なので辺りを散策。

 

 

天井を見上げて見る‥‥

 

息を飲むような現代構造物ですよね

 

 朝なので、太陽の位置も高く無く、光と影のコントラストが凄く綺麗でした。

 

 

 全体的な ””曲線美”” 。この曲線を表現したり、再現するのに、恐らく建築の際も多くの苦労が有ったのでは無いですかね。素人だから分かりませんが‥‥。

 最近神社仏閣などの訪問が多かったせいもあり、この様な現代建築の凄さも、新鮮味があり、凄く刺激を受けました。

 

 

 

 

 何とも言えない ””R”” ですよね。大内宿の道路の曲線を思い浮かべましたよ‥‥。対照的な感じ満載ですけどね(笑)。

 

 

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どんな風に建物が出来て行ったのか、非常に興味が沸きます
建築業者さんもきっと大変だったんでしょうね‥‥

 

 その辺をウロウロしている内に、ようやく美術館の開館時間が近づいて来たので、美術館を目指しました。

 

 

美術館を目指します!

 

丁度、82回目の企画展を開催されていました!

 

美術館の前に到着



そこには、旗持ちの団体客さんの姿が‥‥

 ここで少し、 ””相田みつお”” さんをご紹介します。知っている方もいらっしゃるかも知れませんが、みつおさんは栃木県出身の ””書家”” になります。

相田みつを - Wikipedia

 ja.wikipedia.org

 

 若い頃は本格派・正統派の書道家でした。全国でも有名な賞を受賞するなど、正統派な書を主流として活動していました。

 

 

引用:相田みつお美術館H.P

 

 ただ一方で 「 綺麗な字だけでは人の心は動かせない 」

 

 と言う思いから、彼の独自のスタイルの ””この書体”” にたどり着き、多くの作品を世に送り出してきました。

 

 自分初めてみつおさんの作品を見た時には、『小学生の作品かな?』的に思った事を覚えています。

 

 ただやはり ”芸術家” と言う職業柄、若い頃は人気も出なく、『こんなふざけた字は邪道だ!!』 などと同業者からは批判をされる始末‥‥。不遇される日々を多く過ごしたみたいです。

 注目を受け、人気が出て来たのも晩年の頃。折角作品の評価が上向いては来たのですが、そんな期間も長くは続かずに1991年、67歳と言う若さでこの世を去りました‥‥。

 

 相田みつおさんの作品は、曹洞宗の ””禅”” の影響を受けた作風が多く、自分も詳しくは知りませんが、禅問答の様な、 

 

 ””人生とは??”” ””人間とは??”” ””幸せとは??”” ””不幸とは??””

 

 などと言うごく身近でも、その答えは1つで無い様な、その問いを、作品を見た者に問いかけてくる様な、それでいてあの字体で、優しく畏まらずに語りかけて来るように自分には見えました‥‥‥。

 

引用:相田みつお美術館H.P

 

 もの凄く単純明白な正論。それを解りやすく、問いかけるように、諭すように、でも実際は、中々それを実現することが本当に難しい‥‥。そんな心の叫び‥‥。

 

 そんな作品を多く書いた書家になります。奥さんが習字の先生に、相田みつお那須ギャラリーの存在を教えてあげた見たいです。その先生も那須ギャラリーの存在は知らなかったらしく、那須ギャラリーを訪れ、相田さんの作品を生で見てきたみたいです。

 

 師範の腕前を持つ習字の先生でさえ、あの書体の凄さには驚かされる見たいです。子供が書いたような一見見ると、ふざけて書いたかの様に見える書‥‥‥。

 

 でも、字の配置、大きさ、かすれ、払い、バランス、全てにおいて計算され尽くした様な作品で、師範の腕前の先生でさえ、多くの事を学べる部分が沢山あると言う様な事を言っていた見たいです。

 

 言い方オーバーですが、ピカソの様に、 ””正統派”" を極めし者だから出来る、芸術としての ””その先”” の部分なのかも知れ無いですよね‥‥。(素人がにわかが語ってしまいましたが、あくまで個人の感想です。)

 

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 チケットを購入!いざ館内へ‥‥。

相田みつを美術館 ーMitsuo Aida Museumー

www.mitsuo.co.jp

 

 一般チケット ¥1、000円

 

 

開催中の企画展 『生きること かくこと』

 

 

 単純でシンプルな中にも、答えが出せないような難しい問いかけなども‥‥。勿論ですが、那須ギャラリーよりも多くの作品が展示されていました。

 

 団体客と同じになってしまい、少しわちゃわちゃした雰囲気にはなってしまいましたが多くの作品を堪能‥‥。

 

 多くの作品の中に、人間の汚い部分としての煩悩とどう向き合うか、受け入れるか、受け流すか‥‥。心の葛藤や一種の悟りのような部分も作品の中に数多く書かれていて、人間の弱さや、欲深さ‥‥それらの解釈を相田さんなりに表現した力強く、シンプルに表現した作品が沢山有りました‥‥。

 

 ただこれらはあくまで相田さんの解釈。その作品を見て、自分なりに噛み砕き、考えさせられる様なそんな風に感じました。そして、それでいいのだと思っています。

 

 相田さんの詩のように

 

 「道は自分でつくる

          道は自分でひらく

                人のつくったものはじぶんの道にはならない」

 

 美術館の最後に売店がありました。そこに以前記事にした際に紹介した本が売っていたのでお土産に買って来ました。

 

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育てたように子は育つ

 帰って来てから読んだのですが、書いてあることは凄く理解出来ます‥‥。

 子を信じろ! 子を自由に! 子にのびのびとさせろ! などなど‥‥耳が痛い言葉の数々‥‥。

 

 ただ‥‥息子君‥‥自由にさせれば際限なくYouTubeとゲーム‥‥。ガミガミ言わなければ,信じれば平気で嘘を言い、約束を破りゲーム‥‥。

 

 やはり、ガミガミ言ってしまいますよそりゃ😣。言いたくは無いんですよ⤵。

 

 我が家では少し、難しいのがどうも現状の様です‥‥(笑)。まぁいつの日か、近づけるように努力はして見る次第です。

 

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 第2展示場では、

 

 「 運慶と快慶 」

 

 の写真展を開催していました。こちらは拝観無料だったので、こちらも見てきました。中学生の頃だったらお金を貰っても絶対に行かなかったような場所に、お金を払ってまで行っても良いかな?と思う自分がいるなど、本当に笑ってしまいますよね‥‥。

 

 こんなとは言っては失礼ですが、凄く良かったです。

 

 

 

 

 

 

 結構じっくりと見物して来たので、気付けば結構な時間になっていました。

 

 田舎出身の書家の、この様な日本の一等地に美術館がある‥‥。ほんのちょっぴり同郷として誇らしく思えました‥‥。

 

 もし、相田みつおさんの美術館に訪問された事が無い方は、一度訪問されて見てはどうでしょう??。

 

 ”” イラストや絵画 ”” とは違った ”” 書  ”” の良さと、この作品の場合は書ではあるものの、何処かイラスト風の筆文字アート的な親しみやすさが大きく存在すると感じます。

 

 最近のギャラリー巡りはこちらの記事でも‥‥。

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 若い人にはどうかな?とは思いますが、人生酸いも甘いも経験して来た年代、正に自分たちの様なミドルエイジ以上の人に取っては、自分の重ねてきた経験ともリンクし、色々な事を考えさせられる様な、そして、何かの悟りや、変化のきっかけになるような。

 

 そんな作品に出会える美術館だと思いますよ!。(まぁ無理強いはしません。あくまで個人の感想ですけどね‥‥。自分は中学生の頃から ””人生とは?”” などと漠然に考えていた様な少し変わった人間だったので、凄く考えさせられる時間を過ごせた最高の空間でした😄)

 

 もう一つ新たな情報ですけど、相田さんが無名の時代に、大変贔屓にしてくれていた地元のおそば屋さんなるお店が足利にあるみたいなので、タイミングが合えばそちらも訪問して見たいデス。自分の住んでいる県の中の事も、まだ知らない事が沢山あるんですね‥‥。また一つ、繋がりが生まれましたね😁。

 

めん割烹 なか川 | 栃木県・足利市 | 伝統の二八そばと十割を相田みつをの作品と共に味わう (soba.info)

soba.info

 

 いつの間にやら、娘との合流時間も、移動の時間を考慮すれば良い頃合いの時間にもなり、今回はこの辺で東京国際フォーラムを後にする事となりました。もう少し、色々散策したかったのですが、次来る時は少し周辺のリサーチをして来て、準備万端訪問したいと思いました。

 

 さてさて、今回の目的は東京見物では無いので、ぼちぼち娘と合流しに行きますか‥‥‥。

 

最後まで読んで頂いた方、感謝します!。ではまたです🖐🖐🖐。