今回は前回の 『那須へのお出かけ』 の完結編。最終話になります。
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那須どうぶつ王国を後に、次なる奥さんのリクエストする場所へ いよいよいい加減に
「LET’S GO!」 。
那須どうぶつ王国を後に次なる目的地はと言うと‥‥。
「 相田みつお那須ギャラリー! 」
ア・イ・ダ ミ・ツ・オ
✋ナハ✋・✋ナハ✋
ゲームでお馴染みで、ご存じの方も多くいらっしゃると思います‥‥‥‥。
「おほんっ」 おふざけはこの辺りにしないと怒られますね‥‥。
それはみつおはみつおでも ”せんだみつお” さんデスよね😑。みつお違いです。
相田みつおさんは ”栃木県出身の書家” になります。独特の書体と、単純な言葉の中にも深いメッセージ性があり、何処か心に突き刺さるような作風で目にはされている方も多くいらっしゃると思います。
作品は知っているけれども出身地や生い立ちは知らないと言う人が、恐らく大勢いると思いますし、自分たちも同県出身の方なのに、その内の一人でした。
ちなみに栃木県の足利市出身なんですね。栃木県は知ってましたが、足利市までは知りませんでした。世界に誇る足利フラワーパークや、室町時代から戦国時代にかけて、関東での最高学府であった足利学校で有名な場所ですよね。
足利フラワーパークの記事になります ↓
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正直、長年那須に遊びに来ていましたが、こんな場所があるとは全くのリサーチ不足デシタ💦。那須どうぶつ王国からは車で30分弱。遠方よりお越しの一般的観光客には夕方の家路に着く方が多い時間帯。始めて訪れた相田みつおギャラリー。到着した時間帯には人影は無く、貸し切り状態でのギャラリー拝観となりました。
入り口にてパンフレットを頂戴。こんな感じのギャラリーになります。平成28年にOpenしていたみたいです。少し看板が風化して来てしまってますね😓。
Shop & Gallery SHIKISHIMA 相田みつを那須ギャラリー|敷島ファーム (shikishima-farm.jp)
館内撮影はモチロン禁止されていました。ギャラリーを拝観して行く際に自分も奥さんも大きく勘違いしていた事が1つありました。
相田みつおさんと言えば、冒頭でも述べましたが、 ””独特の書体”” が最たる特徴だと思います。小学生が書きそうな、でも,それとなく難しそうな表現が難しい様な書体。自分も奥さんも、この書体が相田みつおさんの、 ””素”” の書体だとばかり何の疑いも無く思っていました。
作品集の最後の頃に、もの凄い達筆で ”写経された般若心経” が展示してあり、一体誰が書いたのだろうと作者を見て見ると‥‥。
「 相田みつお書 」
「え、えっ??💦。こんな上手な字が書けるの??」
奥さんも自分もこの事実には青天の霹靂と言う様な衝撃を受けました。家に帰ってから調べたのですが、相田みつおさん実は‥‥‥
引用:相田みつお美術館
引用:相田みつお美術館
こんな風に、書の根本という部分には曹洞宗道元の教えを深く刻み、正統な書を極めた後に、”正統な書体だけでは人の心には響かない” と言う自ら出した答えにより、自らのスタイルを構築したのがこの書のスタイルだったと言う事です‥‥‥。
でも、彼が世の中から注目を浴びたのは、60歳を向かえる頃‥‥。若い頃はさほど日の目を見る事無く、 ”芸術” だけで暮らしを立てられるほど楽な物では無かったらしいです‥‥。本当にある意味難しい部分ですよねこの部分は。没後に脚光を浴びる芸術家さんなどは沢山いるでしょう。その辺も ”作品が良い” から値段が上がるのか、もう新たな作品が生み出されない事により ”希少価値が上がる” "皆が良いと言うから” から値段が上がるのか、少し疑問に思ってしまいます。どうも後者の意味合いの方が強く感じられて‥‥。益子に行った時に凄く感じる時があるんですよね。
なので、自分は ”希少価値が高いから良い” "皆が良いと言うから良い” では無くて、 ”自分が良いと感じる物が良い” と言う部分は、これからも大切にして行きたいデス。どんな方面、どんな部分でも流されないって意味も含めて‥‥。
にわかで芸術や音楽などの何度も語ってますが、芸術や歌声などでも共通して言える事は、
『 綺麗だけでは何処か物足りない‥‥ 。」
本当にこれなんです。名だたるアーティストや作家さんや、画家さんなどを見て見ても、 大勢の人を魅了して止まないのは、綺麗さだけでは無く、誇張した言い方をしてしまえば、汚くたって人々の心を鷲掴みにしてしまう‥‥。 ”魅力” や ”個性” と言うものが、その ”癖” や ”尖り” の中から出てくる物だと思っています。相田みつおさんの書なども正しくそうでは無いでしょうか?
逆に10人が見て、10人が ”綺麗” と言う様な物には、 ”綺麗だけど物足りない” と言う少し矛盾した評価が下されてしまうことも多々あるのだと思います。ホントに人ってわがままですよね‥‥。
でも、それが人間KA・MO・NE‥‥😅。 Byたかまろ書
参考:相田みつお書
奥さんは習字が趣味なのですが、何時もこの事を言っています。”師範を獲得したならば、そこから先は自分のスタイルを確立して行かなければならない。綺麗に書く事だけだったら誰でもできるから。”
まぁ自分は恐らく8級すら合格出来ない様な、まず ”字を綺麗に写す” 事すら出来ない人に取っては到底理解出来ない事ではあるのでしょうけど、言いたいことはフィーリングで何となく分かる気がします(笑)。
引用:相田みつお美術館
どの作品も単純な言葉で書かれていますが、でも実際には言葉では単純な事でも実行するのは難しい事ばかり‥‥。その辺の本音と建て前の狭間なども意識して見られる歳になったせいか、若い頃目にしたポストカードなどとは、同じ言葉でも違って見えた気がします。何だろう‥‥。若い時よりもとても深く ”言葉” が響いて来る感じがしました。そう言えば、結婚式の時に配ったお礼の中に、相田さんのポストカードを入れたのをこの時になって思い出しましたよ。
多くの作品は、東京の国際フォーラムにある ”相田みつお美術館” に展示されているみたいですが、こぢんまりとしたギャラリーで、静かに見るにはとても良い場所でした。と同時に、東京の展示場にも行って見たくなったのは言うまでもありませんが。なんと言っても入館料が大人200円って所が、リーズナブルでコスパ抜群で、とてもお財布に優しかったです。
ギャラリーを見終え、お土産コーナーに。
・一生勉強、一生青春
・しあわせは、いつもじぶんの、こころがきめる
・一生燃焼、一生感動、一生不悟(ふご)
・がまんをするんだよ がまんをするんだよ くやしいだろうがね そこをがまんするんだよ そうすれば人のかなしみやくるしみがよくわかってくるから
この年になり、ようやくこの言葉の意味を少しは理解出来る様になって来たと思います。
本当に、単純だけど、深い言葉ですよね‥‥‥。
この ”単純” が故に、読み手側に答えの決まっていない沢山の物を投げかけて来るこれらの書‥‥。本当にこれらの言葉に対しての答えだって、読む人それぞれによって、一人一人違う答え、同じ人だって年齢が変わればとらえ方がきっと変化する、 ”決して正解が1つでは無い、人それぞれ” と言う所が、これらの書がきっと人を引きつける魅力なんでしょうね😊。
また、自分の好きな画家のいわさきちひろさんと、相田みつおさんがコラボした絵本なんかもあるのですよね。もう、最強ですよねこのタッグは。優しさと、悟りを強く感じられる1冊だと思います。
色々な発見があった相田みつお那須ギャラリを後に最終目的地に。最終の目的地は那須のガーデンアウトレットでお土産探し。
【公式】那須ガーデンアウトレット (nasu-gardenoutlet.com)
お土産屋さんを散策。那須のお土産で、バターのいとこだの、御用邸のチーズケーキだの、那須の月だのメジャーなお土産は、他のブログなどで既に飽和状態に達していたり、東京の駅で売られていたりと、お腹いっぱいだと察しております。なので、今回は地元色が強く、那須では無く栃木的な物ではあると思いますが、自分でも今まで購入したこと無い少し尖った商品を購入して見ました!!。もしかすると、都内のアンテナショップなどでも売られているかもしれませんけどね。
『 レモン牛乳ドレッシング!! 』
ネタ感重視で攻めてみました!!。
レモン牛乳物語 – 栃木乳業株式会社 (tochigimilk.co.jp)
レモン牛乳は栃木のソウルドリンクで有名ですが、ドレッシングは ”お初” です。
自分食べた事無く、どんな味がするのか未だ未知数‥‥。全く想像が付きません。元となる飲み物やビジュアルから想像するに当たり、一般的な和風ドレッシングの方が美味しそうな予感もしないでも無いと言う、若干不安はありますが(というか不安しか無い‥‥💦)、案の定奥さんはあまり興味が無いようなので,誰もいない日曜日にでも一人で食べて紹介の記事でも書きたいと思います!。
どんな野菜に掛けて食べるのが良いんですかね?意表を突いて豆腐とかに掛けてみようかな??。少し自分なりに掛ける物をイメージしてみたいと思います。
まぁ食べて見て、お世辞抜きに評価出来れば逆に良いかな~😄。その内記事にしますので、あまり楽しみでは無いでしょうが、楽しみにしていて下さいね!。
那須のアウトレットでは夕飯の食材や、お土産を数点購入。高速に乗り家路に着きました。
今回の急遽決まった那須へのお出かけ。こんなにも近くに感じていた那須にも、まだ足を運んだ事の無い場所が結構沢山あり、いざ足を運んで見ると意外にも見応えがあったりしました。ブログを書くと言う意味でも良いネタ満載なので、機会があればまた訪問して見たいと思いました。きっと日光も同じかも知れないですよね。なので、今度は紅葉でも見に、日光でも行こうかなぁ~。
息子君、大好物は ”永谷園の鮭茶漬け” 。
良く夜食や小腹が空いたら一人で準備をして食べてます。作るの簡単ですからね。そのお茶漬けを運ぶため専用のお盆をお土産で買って来た見たいです😄。
このお盆に書かれた意味を意識して暮らしてくれれば良いなと思いますけど、真の意味が理解出来るようになるのはきっとまだまだ先の事でしょうね😅。
今回訪れた ”那須どうぶつ王国” と ”相田みつを那須ギャラリー” 。どちらも期待を大きく裏切るくらい楽しかったです。息子君もギャラリーの方はそうでもなかったけど、どうぶつ王国は楽しかったと言ってました。皆さんも那須に遊びに来た際は、立ち寄って見てはいかがでしょうか??。
奥さんも、息子君もひと夏の思い出になりましたかね?
今回で、那須へのお出かけの記事は最後になります!。
最後まで読んで頂いた方、感謝します!。ではまたです🖐🖐🖐。
P.S 相田みつおギャラリーさんの一角に ””Randall Sugar”” さんなる地元の方?なんですよねたぶん、間違ってたらゴメンナサイ、可愛らしい絵を描いている方の販売コーナーもありましたよ!。
興味のある方は是非是非見て来て下さい!!。
引用:””Randall Sugar””さん公式ストア