okite910nete1820’s blog

歴史が嫌いだった自分が学び直して、簡単な歴史の地図を作ってみます。

トー・セン・キョー

皆さんはトーセンキョーと言う言葉を聞いて、何を思い浮かべますか??。

 

場所? 橋? 宗教? 地名? 店? 

 

全く思い浮かべる物が無いって人も、聞いた事も無いって人もきっといるかも知れません。

 

今回は前の記事で紹介した施設 知覧特攻平和会館 の後に、やはり知人に連れられて訪れた施設のお話になります。

 

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トウ・セン・キョー

 

有名なのは江戸時代の頃に流行した遊びで、扇子を的に向けて投げて、的の倒れ方によって点数を競う遊び 投扇興

 

           

 

今回はこの扇子を投げる遊び。 投扇興 のお話ではありません。

 

本格的な夏を迎えようとしているので、少し涼しげなお話をしましょう!!。

 

話はガラリと変わります。皆さん振り落とされないように付いてきて下さいね!。

 

これから夏を迎えますよね??。皆さん素麺は好きですか??。さらに流し素麺は知っていますか?好きですか??。

 

関東では普通流し素麺と言えば、竹を半分に割った物に水を流し、そこに素麺を流して、流れてきた素麺をすくって食べる。

普通それが関東での流し素麺ですよね??。

(イケない事です💦普通を連呼してしまいましたね(笑)。)

 

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自分が知覧特攻平和会館の後訪問した施設 ”唐船峡” 。この時生まれて初めて訪れたのですが、ここは指宿市の素麺流しの施設だったのです。  

 

ちなみに ””いぶすき” とこの漢字(指宿)は読みます。自分最初は読めませんでした💦。ユビシュク??ユビジュク???。

 

そうめん流し‥‥‥

 

んっ???あれぇ。

 

何か言い方違いますよね。方言かな??って思いますよね。

 

流し素麺では無くて、素麺流し

 

文法的には逆になってますよね。動詞と名詞が、逆になっています😲。

 

この初めて訪れた ”唐船峡” が、普通関東人が思い浮かべる流し素麺とは全く違っていて、度肝を抜かれた事を覚えています。

 

YouTubeSNSなどの無かった時代。旅の情報誌程度しか旅行の情報などは無く、まして初めて訪れる場所などは尚のことでしょう。

 

動詞と名詞が逆になるとどのような変化をすると思いますか??。素麺を水に流す的な事は同じなのですが、それ以外は明らかに別物でした。

そしてこの ”唐船峡” お店と言うよりは施設と言った方が良い位の所でした。室内と言うよりは半屋外。兎に角広いんです。

 

駐車場に車を止め、エレベーターで下の階に降りました。するとそこにはお昼にはまだ早い時間にもかかわらず長蛇の列‥‥‥。

案内してくれた人曰く、「ここは夏場は何時も凄い混んでいる所なんだよ!」

って言っていました。どのくらい待ったのかは忘れてしまいましたが、その辺を散策したり、池を見たりと、待ち時間はそんなに気にならなかった記憶はあります。

 

その後席に案内されて人生初となる ”そーめん流し”  を頂く事となりました。

 

連れられて来る前は、折角の旅行の大切な1食をそうめんかよ‥‥‥‥。

干瓢よりどこでもあるじゃね~かよぉって思ったのは言うまでもありません(笑)。

  「遥々遠くまで来たのにそうめんは‥‥‥無いなぁ⤵。」

           「黒毛和牛とか食べさせてくれよぉ~。」

                   「若者は脂が好きなんだよ~。」  的にね(笑)。

 

でも、テーブルに案内されるとその考えは間違っていることに気付かされました。黒毛和牛は何処でも食えます!!。的に(笑)。

 

丸いアクリルで出来たドーナツ型の水路のような物がテーブルの中央に有り、ざるに入ったそーめんを

 

””ドン!””

 

と置いて、お店の人がしゃがみ込み、何やら足下のバルブの様な物を操作‥‥。

すると、そのドーナツ型の様なアクリル容器の底の方から勢いよく水が噴き出し

 

””ぐるぐる” 水が周り始めたではないですか😲😲。そーめん流しはそのぐるぐる回る水の中にそーめんを入れ、ぐるぐる回って来たそーめんをすくって食べる。そんな物でした。

 

流し素麺と素麺流しの違いは、

 

”流れて来る” のでは無く、

 

”回って来る” だったんですね。

 

YouTube貼って見ます。便利な世の中ですよね。

中国の観光客が多いのか、指宿市観光課公式の動画が中国語なんですよ。

 

唐船峡 - Wikipedia

 

 

 

 

1グループずつの利用なので、竹の所を流れて来る物よりも、個人的には ”衛生的に良いかも” と感じてしまいました。だって竹の所を流れてくる流し素麺の場合、誰も手にしなかった未回収の素麺が、最下流のザルまで到達した場合に、その素麺の行方が気になりませんか??。  「ま、まさか、また上流から流すのか??。勿論流すんでしょうね‥‥。」

                        「また流すんかい‥‥」

 

このアクリル容器、しかも構造的によくよく考えられて作られていて、下から吹き出た水が、中央に切れ込みが入った排水する場所があり、オーバーフローしてそこに流れ、常時綺麗な水が循環して行く様なカラクリになっている円卓にも正直一番ビックリさせられた事でもありました。

 

         

引用:指宿市観光課公式YouTubeより

 

さらに笑ったのが、ちゃんと左利き用の物もあり、水流が逆回転する物まである徹底ぶりでした😲。

 

マジにこの円卓は買いたくなりましたもん。夏場は大活躍ですよね!。

 

聞けば 「この施設からは豊富な地下水が出るために、こんな事が出来るみたいだよ」 的な事を連れてきてくれた人が教えてもくれました。

 

本当にただの ”そーめん” 何ですが、その冷たい地下水の事もあってか、甘めの汁で、 

 

「これお店の汁なのか???😲」

 

って言う位カツオ節の出汁が出ていて、凄く美味しかったと言う事を覚えています。

 

きっと隣町(枕崎市)がカツオの名産地なので、カツオ節が安く手に入るのかも知れませんよね。

その時一緒に食べた川魚 アユ? マス?? イワナ??? 忘れましたが、そちらも美味しかったと思います。

 

まぁ20年以上も前の話なんですけどね~。食いしん坊なので、こういった食べ物の事は結構覚えているんですよ😅。まだ潰れずに営業しているみたいなので、是非もう一度行きたいですよね。

 

ところで九州全土、みんなこんな感じのそーめん流しのスタイルなんですかね??。

知っている方がいらしたら、是非教えて頂きたいです🥺。

 

今回は ”唐船峡” と言う、指宿のそーめん流しのお話でした。

 

知覧特攻平和会館の次に訪れた場所でしたので、沈んでいた気持ちは、この施設を訪れる事によって少し上向いたのは言うまでもありませんでした。

 

もし、鹿児島に行く機会があった時には、是非、指宿まで足を伸ばして見てはいかがでしょうか??。自分もまたいきたいなぁ。

 

最後まで読んで頂いた方、感謝します!。ではまたです🖐🖐🖐。