今日は少し、短めで、唐突な内容ですが、真面目なお話をしてみたいと思います。
いつもの様に、表面的に簡単に、ザックリ行ってみたいと思います。
話を始める前に、仮にですが、ここから話を始めて見ましょう。
味噌汁一杯分のとてもバッチイ墨汁のように真っ黒い汚れた液体があると仮定しましょう。
学生の時に授業で選択していた教科の一部分を、テレビを見ていたらチラッと出て来たので、思い出しながら少し書いてみようといきなり思ってしまいました😅。
濃度規制 と 総量規規制
聞いた事ある言葉でしょうか?
汚れた液体や気体を、川や、海や大気中に流したりする場合に良く使われる言葉です。
”バッチイ墨汁のように真っ黒い汚れた液体の量が味噌汁一杯分しか流せません。”
トータルの汚れを出してしまったら、それ以上は流しては駄目ですよって言うのが
総量規制ですね。
さて、濃度規制の場合はどうするのかと言ったら、これを極端な行動で分かりやすく表現すると、この汚れている液体を、
プールへとぶち込み攪拌します。
ひたすらに希釈してしまうのです!。
するとどうでしょう。お茶碗一杯だとものすごく汚く感じられた液体も、プールにぶち込まれ攪拌されるとあら不思議。
あまりバッチイ感が感じられないと思いませんか?
茶碗一杯だと真っ黒い墨汁のような液体ですが、プールに入れて薄めてしまえば、見た目には普段のプールと何ら変わりのない、透明なプールの見た目のままです!。
でもそのプール1杯分の水の中には、汚れた液体の元はキチンと味噌汁一杯分入っている。
流す汚い液体の濃度が、基準の濃度以下であれば、流して良いよ!!。
これが、誇張強めの言い方になってしまいますが、濃度規制となるわけです。
簡単に言うと、こんな感じの規制になるわけですよね。
ここからです。
違和感を感じませんか?
うーん?。何かおかしい?。
そう。たいてい濃度規制をクリアすれば、トータルの放流量はあまり規制されない‥‥‥。
じゃあさぁ、言い換えれば汚い液体だって、真水と混ぜて薄めたりすればどれだけ流したって良いって事じゃないの?‥‥‥‥。
良く放流する水質や、クリーンさを猛アピールする場面をテレビでは良く目にする機会がありますよね?。飲んでアピールした人も居たような居ないような。
が、
本当に重要なのは、目先だけの流れ行く液体の濃度では無く、その流す汚れた液体がお茶碗何杯分なのかって言う事の方ではないでしょうか?。
論点や、視点をはぐらかし、大切な事をうやむやにしてしまう事は良くあることです。
以前はこんな事も書いては見ました。
okite910nete1820.hatenablog.com
良くニュースで耳にする出来事も、視点を変えて、本質を見てみようとしたり、考えたりしてみる、ちょっとしたきっかけにでもなれば良いかと思い、こんな記事を書いてみました。
日常生活ではあまり馴染みの無い言葉だとは思いますが、今日は濃度規制と、総量規制のお話でした。
自分も文化的な生活をさせて頂いている身分。その裏側では間違い無く自然には負荷をかけています。
物事の善し悪しでは無く、どのような事が起きている事を知り、その上で自分のスタンスを決めて行く。そう言った事が大切なのかな?っても感じています。
元ある物を、何百倍にして薄めて流す。元にある物の総量は変わらない‥‥。
1000㎞先の海底位なら100歩譲って少しは効果ありそうですが、わずか1㎞先までトンネルを掘り、海に流す‥‥。いっそそのまま流しても変わらないのでは‥‥。
意味あるんですかね?。
まぁきっと物の善し悪しでは無いのでしょう。
今回の話題のような事。テレビなどで耳にした時は、思い出して見て下さい!
最後まで読んで頂いた方、感謝します!。ではまたです🖐🖐🖐。