okite910nete1820’s blog

歴史が嫌いだった自分が学び直して、簡単な歴史の地図を作ってみます。

電気って本当にエコなの?環境に優しいの🤔?

今日は少し真面目なお話。前回の電気のお話の続きになります。

 

最近の電気料金の値上がりは半端ないですよね😲。まぁ電気料金のお話は後にして、今日は電気とは?ってお話を少ししたいと思います。

 

皆さんは電気はどのようにして発電しているかはご存じですか??

電気とかあまり詳しくなく、何気に電気を使ている方もザックリとお話を作ってみますので良かったら読んで見て下さい。物事の概要を大まかに知ることが、後々知らないよりは何かと役に立つときもあるものです。あと、あくまで自分視点で簡単になので、詳しく知りたくなった方は他のサイトとかも併用して見て下さい

 

また前回お話したなぜ深夜電力は安かったのか??も合わせて読んで頂けると普段つかっている電気のザックリとした概要が少し理解できると思うので、興味のある方は是非ご覧になって下さい。

 

okite910nete1820.hatenablog.com

 

電気を起こしている発電所の割合

 

おおよその数字(2022現状)

  1. 火力発電所化石燃料系)          75% 
  2. 再生可能エネルギー(太陽光や、水力、風力) 20%
  3. 原発                    5%

圧倒的に火力がダントツである。

 

 

火力発電所の仕組み

火力発電所

ではこの火力発電所。どうやって電気を起こしているのかと言うと

 

 

火力発電所の仕組み

 

もうまさにこのまま。お湯を沸かしヤカンの先に出てきた蒸気を風車に当てて、モーターを回し、電気を起こしている。火力発電所ではこの火を燃やす事でCO2が発生するので環境に優しくないという言い分である。

 

原子力発電所の仕組み

 

今日はこの先、原発のお話。

原発はどうやって電気を起こしているのかご存じだろうか?

原子力発電所の仕組み

火力発電所の仕組みと何か変わっただろうか?

そう原発も火力も電気を起こす作業、ヤカンから上の部分は全く変わらないのです。

変わるのが下の部分。 ” 火 ” の代わりに 核分裂の崩壊熱” を利用しているだけなのです。

何もウランを入れて、窯の中で「ビリビリ、バチバチとかいって科学的に未来的にバックトゥーザフューチャーのように、かっこいい事をして電気が起きているのではなく、結局のところは1700年代に発明したワットさんの蒸気機関を利用し今なお使い続けているのが現状なのです。

 

原子力発電所は本当にクリーンなのか?

さてこの原発、言い分によると、CO2を出さなく非常にクリーンだと。

 

(まぁ今回はこの核のゴミとか、その辺のお話はしないで起きます。)

 

本当にCO2を出さなくてクリーンだと思いますか?

確かに化石燃料を燃やしてないので表面的にはCO2が出てないように見えますよね。

 

先ほどのヤカンのイラストに戻りましょう。羽を回し終わった水蒸気はどうすると思いますか?実はこれをもう一度水に戻して、再度過熱し蒸気にして発電してを繰り返すのです。

この蒸気を水に戻す作業、 「復水」ふくすい  の時に大量に海の水を使って水で冷やして蒸気を水に戻しているのです。

 

言い換えれば、原発はCO2は表面的には出さないけども、大量の熱カロリーは海に放出しているのです。(火力発電もしかりです)

 

水は4℃の時に密度が最大になります。

言い換えれば4℃の時に体積は最小となり、水は4℃より温度が上昇しても、下降しても体積が増えるという少し変わった性質を持つ物質なのです。

 

原発にせよ火力発電にせよ蒸気を水に戻す熱エネルギーを海に放出している。

極端な話、電気を使うということは、間接的にボイラーで海の水を温めていることに変わりないのです。

温められた海水は体積が増えます。水自体が嘘みたいですが膨らむのです。海面上昇などのニュースをよく耳にしますが、南極や氷河の氷が融けるだけの原因ではなく、海水の水温自体が上昇し、水自体が膨らんでしまうのも一つの大きな原因になっているのです。また最近の異常な雨の降り方や、強い台風の発生、異常気象なんかも、海水温の上昇がもたらす気候変動の原因の一つなのかもしれません。

気温の上昇よりも海水温の上昇の方が、はるかに環境負荷が大きいとまで言っている学者もいるくらいです。

マスコミやメディア、情報機関はあまりこの事には大きく触れません。CO2はよく耳にするけれどこの手のお話はあまり触れないですよね?

電気は確かに使っている手元ではクリーンなのかもしれないけど、作られている素では再生可能エネルギー以外はなんだかの負荷が地球に掛かっているのです。(手放しで再生可能は0ってわけでもないのですが)

 

今日のお話、結局何が言いたかったのか?

 

実際そうは言いながらも自分も電気を使い続けています。人の事をどうこう言える立場ではありません。現代の社会、電気の無い生活など考えられません。少なからず私自身も、なんだかの負荷を地球に掛け続けて電気を使っているのです。今更、江戸時代のような暮らしをしなさいと言われても到底無理な話は百も承知です。

 

ただ、一方的に発信される原発はCO2を出さずにクリーンである、電気はクリーンである、的な情報を鵜呑みにするのではなく、一歩引いた立ち位置で、片方の発信することばかりに耳を傾けるのではなく、物事を公平に見て見たり、指先一つで生活できる便利な生活の裏に隠された真意を考えてみたりするきっかけになるのではないかと思いお話を作ってみました。

 

先日もテレビで、リユースカップを使う方が、使用頻度によっては使い捨てカップを使うよりもCO2を多く出してしまう、的な事をやっていました。途中の運搬や、お湯による洗浄、乾燥、様々な見えない部分で吐き出されるCO2。

 

良かれと思ってやってることが本末転倒な結果を生む。

以外にこんな事多いと思いますよ。物事の何でを知ってみることは、以外にもその先に

繋がっていく場合も結構あるもんです。

物事のザックリとした内容。決して雑学として知っておいても無駄はありません。

そんな感じで読んで頂けれはありがたかったです。

 

少し堅苦しいお話。最後まで読んで頂いた方感謝します。ではまた🖐️🖐️