okite910nete1820’s blog

歴史が嫌いだった自分が学び直して、簡単な歴史の地図を作ってみます。

日本一の夏の風物詩。

我が住まわせて頂いている栃木県。

 

夏場になると全国に誇ることが出来る、日本一となる風物詩があります😁。

 

今回は全国的に誇ることが出来る栃木の夏の風物詩のお話をしたいと思います!

        夏のイラスト「風鈴」

以前ご紹介した栃木県の色々な要素を解説してくれている本、

 

”栃木のトリセツ”

 

の中にもチラリと書かれている内容の事です。

 

 

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春先の4月から秋口の9月までの間、期間限定にはなりますが、日本一を誇るある物が栃木にはあります。

 

皆さん何だか解りますか??。

 

 

「かんぴょう!!??。」

 

 

う~ん。  惜しい😆!。 かんぴょうは季節関係無く万年日本一です!。

 

ヒントは食べ物や観光地ではありません‥‥‥。

 

正解は‥‥‥

 

 

 

 

 

   ⚡ カ ミ ナ リ 

 

 

 

 

 

 

 

引用:事務所公式HP

 

イヤイヤ彼らも茨城県です。栃木関係ないです。栃テレにはレギュラー番組を持っていて、チャリンコで旅してますけどね(笑)。

 

紛らわしいデスね(笑)。めんねめん!。ますます紛らわしい💦。

 

さて、真面目に行きましょう!!。

 

もう少しで梅雨明けですね。梅雨が明けると真夏の太陽が照りつけるくそ暑い酷暑がやって来ます。

 

この夏に我が栃木県。兎に角、兎に角、夏場はこのカミナリに栃木県民は悩まされます‥‥😱

 

冬場は日本海方面の地域が多いみたいなので、夏場だけなんですよね。冬場は逆に雲など無く、カラカラに乾いた風が ビュー ビュー 吹きます💦。

 

本当に最悪の、不名誉な日本一なのです😅。

 

本当に百害あって一利無しカミナリなのです。一般人や保険会社に取ってかもですね。

 

やはり物事の面白い所。誰もが困っていると思いきや、きっと家電量販店や、電気屋さんや、住宅業界などは、需要が高まり逆に喜んでいるかも知れませんよね。まぁこの事は順を追って話しましょう。

 

 

カミナリの多い理由

我が栃木県。ご存じかも知れませんが日本に8県しか無い ”海無し県” の内の一つの県になります。 すでに 8/47 と言う選ばれた感満載な気がしませんか??。

 

さて、海が無く、夏場の昼間、内陸型の気候プラス、海風と都会のエアコン室外機の排熱により、南より暖かく湿った空気がバンバカ栃木県へと押し寄せます。

我が栃木県、東には八溝山地、西に向かって那須火山群高原火山群日光火山群なる2000m級の山々が存在します。

さて、南より暖かく湿った空気がバンバカ入って来るのは良いのですが(まぁ本当は良くないですよ、暑いから)その暖かく湿った空気が北部の山岳部まで到達すると、どうなると思いますか??

 

行き場が無くなるのです‥‥‥。

 

するとその暖かく湿った空気はあろう事か山を登り始めます。山を見ると登りたくなるようなアルピニストの心境の様な物なのでしょうか?

するとどうでしょう。上昇を始めた空気は、上空に行き冷やされ、雲になり、さらに後ろから来た熱気にさらに押される形となり、上昇するにつれ積乱雲になり、立派な雷雲へと成長するのであります。

 

そして (海風と陸風が変わる瞬間) を迎え、 海風から陸風に変わる夕方にかけて、各方面へと雷雲が移動して行き、風向きによって流される各方面で、大暴れをすると言うザックリとですが、こうしたメカニズムにより、栃木の夏には雷が多い理由になります。

要するに、雷が出来やすい地形的な要素が完璧に揃っているのだと言う事です。

 

 

カミナリの特徴と威力

 

thunderbolt

 

さて、各方面で暴れ回るカミナリ。兎に角威力がハンパありません。

まず、他県から来た人が驚かれる物が、カミナリサウンド

 

一般的には ”ゴロゴロ🎵” みたいな音をイメージされると思いますが、

 

少し他県のカミナリよりも乾いた様な音が特徴的だと思っています。まぁこの辺りはあくまで個人的な感想でしか無いのですけどね。あくまで私感です。

 

イメージだと、

 

”パリパリ” とか ”ピキピキ” とか、 もっと落雷中心地に近いときなどは、

 

”パチッィ”  とか  ”ピチィ”  的な ”電気の音” 見たいな感じになります。

 

地域によっては地響きが鳴るようなカミナリが鳴る地域もあるでしょうが、ここ栃木は乾いたカミナリサウンドが特徴的かな?と思います。

 

威力も凄まじく、落雷があった立木などは先端が木っ端微塵に吹き飛んだり、木の皮が地面まで捲れて、電気の走った跡がモグラの進んだ跡みたいに盛り上がったり、瓦屋根の鬼瓦が吹き飛んだり、田んぼに落ちたらミステリーサークル見たく稲が枯れたり、家が火事になったり停電したり、電線の避雷針に落ちたりすると、青白い炎のような物が避雷針を伝わって行くのが見れたり‥。

また不幸な事に、落雷による死者も出てしまう年もあります😨。

 

カミナリの身近なエピソード

恐らく県民の方なら、カミナリについての様々なエピソードをお持ちであろうと思います。自分は今までの人生の中でも印象に残った2つのエピソードをご紹介しましょう。

 

エピソード・1

自分が高校生の頃。高校の友達の家で発生した出来事です。

 

PM7:00頃、家族と夕食の食事中 ””パチィッ”” と言う音と共に家中の電気が消えました。

 

豆知識ですがこのカミナリ。面白い事に雷が落ちた場所、つまり中心地にいる人はあまり大きな音を感じ無いのです。電気の大きな光と熱のエネルギーにより、空気が一瞬で膨張することにより、衝撃波が波紋のように周りに広がる様な現象が起き、大きな落雷の音が出る。つまり、その電撃の真下にいる人はあまり大きな音は感じず、正に一瞬 ””バチィ”” と、鳴るだけなのです。まぁこれもあくまで経験則ですけどね。

 

薄暗くなった室内で、テレビだけが薄らと明るくなって来たと思った瞬間、当時はブラウン管テレビだったと思いますが、そのテレビから突然火が噴き出しました😲😲。慌てたお父さん、テレビを持ち上げ、庭側の掃き出し窓を開け、そこから庭にテレビをぶん投げて、事無きを得た見たいです‥‥。恐らくそのお父さん、年齢的には今の自分と同じ位の年齢なんでしょうね。

 

Gorilla throwing a TV 燃えるテレビを庭にぶん投げる父。(イメージ)

 

自分の友達は、その話を下校中ゲラゲラ笑いながらしていました(笑)。

通学している学生のイラスト(男子学生)

今思うと笑い話では無いと思いますが、箸が転がっても笑ってしまう年代。テレビから火が噴き出したら、笑ってしまうお年頃だったのでしょうね(笑)。まぁ笑い話で済んだのでOK牧場!。

 

でも、こんな事が実際に起きるのですから、火事になったりする所も実際あるのでしょうね。ネタでは無く、実話ですからね。

 

 

エピソード・2

 

こちらは15年位前のお話。知人の知り合いのお宅にカミナリが落ち、電化製品の多くや、テレビが全滅‥‥。

その数驚愕の 7台。 リビングは勿論の事、寝室にもテレビがあった家庭で、しかもその頃現代とは違って ”インチ1万円時代” 。 

いまでは想像出来ないでしょうが、液晶テレビの走りの頃で、1インチで1万円。

つまり、リビングに置くような55インチクラスの物は55万円もするのが当たり前の時代でした。

そんな中、電化製品の被害とテレビ7台の全滅‥‥。総額200万以上の損害を出した見たいデス‥‥。

一発のカミナリで、200万円以上の損害ですよ‥‥。てか結構なお金持ちの家ですよね。このお宅。

 

まぁ全額は帰って来なかったのでしょうけど、保険が利くので、ある程度の金額は、保険で補填出来たみたいでした。

 

終わりに

栃木県の県庁所在地 「宇都宮」 。

 

別名 「雷都⚡」 と言う名前も存在するくらいです。

 

また、この 「雷都」 にちなんだ日本で75年ぶりの新事業もこの夏始まろうとしています。

そのお話はまた今度。是非お楽しみに!。(されては無いかな(笑))

 

この様に夏はカミナリと共に生活をしている栃木県民。

まぁ視点を変えてみると、落雷により電化製品や、家財などには大きな被害が出てしまうのでしょうが、怪我をしたり、火事になったりでなければ、経済を回して行くという風に捉え、前向きに捉えて見るのも有りかも知れないですよね。

 

まぁ我が家でも、FAXや給湯器、パソコンにルーターなどもやられて来ました。修理で直ったり、更新したり。正しく経済活動には一役買ってるのかも知れないデスよね。

 

豆知識ですが、県民は雷が来ると電気製品のコンセントを抜いておく風習があるのですよ。最近は減ったのですかね?。自分はそうやって育ちました。まぁダメな時はアンテナや、電話線、アース、電気なので何処からも入って来てしまい、結局は駄目なんですけどね~。

 

一番の外れくじは栃木で営業する火災保険会社かも知れないですよね😩。

 

今回は、栃木の夏の風物詩のお話でした!。

 

最後まで読んで頂いた方、感謝します!。ではまたです🖐🖐🖐。