okite910nete1820’s blog

歴史が嫌いだった自分が学び直して、簡単な歴史の地図を作ってみます。

乃木坂の元となった人物が祀られる神社。

一寸長めの隙間時間。よし、恐らく行けるだろう‥‥。そんな風に時間を見つけては興味が出た場所へ先延ばしにする事無く、訪問するようにしています。少し時を遡る事真夏のお話。

 

(写真多め、場所のネタバレ含みます。)

今回のお出かけは夕方からでは無く、朝一からのお出かけです。

 

最近ガラケーからスマホに機種変更。それと同時に以前より加入したかった ””音楽のサブスク”” に一つ加入しました。有料コンテンツはこの音楽サブスクのみですが。

 

おかげで車の移動時間が 『好きな音楽をシコタマ聴ける時間』 に変化。こんな事もあり益々苦にならずに、移動時間も楽しみながら、お出かけも楽しんでおります😄。

 

今回やって来たのは以前記事にもしたこの場所。

 

okite910nete1820.hatenablog.com

 

東京の ””乃木坂”” の地名の由来ともなった人物が祀られる神社。全国に数カ所存在し、偶然にも自県に存在し、行けなくは無い場所に存在している‥‥。

 

そんな理由から訪問した神社 ””乃木神社”” 。最近ではこんな ””パワースポット”” 的なエリアを巡るのも、何と無く清々しい気分になる気がして楽しいです。そういうシックスセンスは持ち合わせて無いのですがね‥😅。

 

神社へと続く道路

あまりにも真っ直ぐな道路が続いていたので、車を路肩に停めパシャリ。本当に””真っ直ぐ””が続く道路でした。

 

神社へ到着です。今来た真っ直ぐな道

 

敷地内から沿道を望む

 

乃木神社《栃木那須塩原市》

 

 

 

手水舎

 

狛犬さん達

 

 

 

勿論この方 ””乃木希典”” の石碑もありました

講読中の漫画『昭和天皇物語』に登場する乃木希典。石碑の装いはこの軍服姿ですかね?。

 

朝一に到着した事もあるのでしょうが、人も少なく、緑に囲まれ凄く清々しい空気が漂っていました。

境内を流れる小川の流れも、凄く綺麗でした

明治を生きた乃木希典。静養の地にこの那須を選び、良く訪問されていたそうです。

 戦争博物館にあった乃木希典の若かりし頃の写真

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この身に纏うオーラの凄さから、上司としてはきっと中々の存在であったのだろうと推測します‥‥。まぁ時代も時代ですからね‥‥。君主の後を追い自刃する‥‥。相当な人格、忠義の持ち主で無ければ出来ない事ですもんね‥。上司にはしたく無い‥かな‥😓。

 

愛馬の殿号

 

乃木神社(拝殿)

本殿?

拝殿にしては珍しい造り。屋根の形状が””切り妻””でした。重厚な屋根の造りが多い拝殿。少しシンプルな、スタイリッシュな印象を受けました。


大正時代に創建された建物なので、比較的新しい神社だからですかね?。近くにある那須与一を祀る””那須神社””と比べるとかなりの差を感じました。まぁ時代背景が全く違うので、比べる事自体がナンセンスですけどね。

 

若者受けさせる為かは分かりませんが、こんなパネルも結構ありました

アマビエの付いた風鈴なども

神社もあの手この手で集参拝者=(お客)を考えているのが凄く分かる神社も、そうで無い神社も良く分かります。

 

さて、乃木神社のホームページを見ていた時に少し気になる場所があり、そちらに行ってみたいと思っていましたので、行って見ることに‥‥。

””宝物館”” 拝観料¥100円

料金箱にお金を入れ、中へと入ります‥‥。

クーラーも付いていて、少し涼むのには最高でした

またもや貸し切りです😊。3年前だったら『 お金を貰っても見ないような場所 』 だった所に、今はお金を払ってまで足を運んでいる‥‥。そしてそんな場所が結構楽しい‥‥。人間どう変化するか案外分かりませんね(笑)。

歴史的に価値のある様々な備品。多くの物は様々な方面から””寄贈””された様な物が多かったと思います。

 

最期の夫婦揃っての写真

 

殉死した際の当時の新聞の記事

海軍大将東郷平八郎陸軍大将乃木希典



 

 

  



  


そんなに大きくない建物でしたが、15坪位でしょうか?沢山の歴史的資料が展示されていて、以前なら何の興味も示さないような場所ですが、今は凄く興味深く拝見する事が出来ました😊。

学習院大学学長時代の乃木希典



 

富国強兵の時代。多くの名のある財閥や著名人が、那須の地と関わり、発展や振興に深く関わった事もこんな資料から学びました。知らなかった事が沢山あります。

 

宝物館の次は乃木別邸・静沼へと行って見ます

 

強い日差しも木々に遮られて少し穏やかに感じました

 


いとまあらば 君も一度来て見ませ 那須のが原の 雪のあけぼの

 

乃木さんの作った和歌です。皆さんも一度は那須へお越し下され。

 

こんな木々に囲まれた場所を少し歩くと開けた場所に出ます

 

静沼

恐らく明治の時代よりさほど変化の無い様な風景だと思われます。乃木さんもこの風景を見て、何を考えて暮らしていたのでしょうね‥。

 

 

静沼の先に乃木さんが静養時に使用した邸宅があります

 



大谷石で出来た””石倉””です。我が県では良く見るスタイルです

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石倉のある場所からグルリと回り込むように進んで来ると、別邸がありました。再現された建物で、中は見られなかったのですが、昔から森の中に佇む雰囲気は、きっと変わらない物だろうろ思います。

 

乃木希典那須野旧宅


本当に今でも自然に囲まれ何も無いこの場所。明治の時代ともなればさらに何も無かった場所なのでは無いでしょうか?‥‥。

 

そんな場所に乃木は好んで訪問し、晴耕雨読の生活をしていたそう‥。

 

陸軍の大将、度重なる戦争への遠征。その戦争で自分の2人の息子を失った‥‥。表面的な人物像しか知りませんが、そんな自分では遥か想像も出来ない様な重圧に晒され、押しつぶされそうな心を、無心に何も無い場所で、日々の生活に向き合う事で、何かの救いを得ていたのかも知れないですよね‥‥。

 

この辺は本当に個人の感想なので、正確な動機などは分かりませんが、乃木さんはこんな何も無い田舎が、結構好きだった見たいです‥‥。

 

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初めて訪問した ””那須の乃木神社”” 。来る前に想像していた物より遥かに良かったです。何と無くですが、乃木さんが好きだった場所だと言う事が分かった様な気が少ししました。(勝手な感想です😅)

 

またここに来て1つの思いが生まれました。那須の乃木神社では無く、””東京の乃木神社”” へ訪問したいと言う事が1つ。もう一つは、乃木希典が崩御の後に後を追う様に自刃したきっかけを作る事となる人物が祀られている場所 ””明治神宮”” を訪問したいと言う事。

 

どちらも訪問した事が無いので、この縁を大切に今度是非とも2つの場所を訪問してみたいと思います。

 

その為には、何か東京へ行くきっかけが無いとなぁ‥‥‥。

 

娘氏にまた忘れ物をして貰うか‥‥。いや、帰る間際に、何か大切そうな物をカバンからそっと抜き出して置こうか‥‥‥な😜。

 

最後まで読んで頂いた方、感謝します!。ではまたです🖐🖐🖐。