okite910nete1820’s blog

歴史が嫌いだった自分が学び直して、簡単な歴史の地図を作ってみます。

お寺の場所ガチャ2‥‥。(その1/その2)

 栃木出身のそこそこ有名な漫才師。

 

 『 U字工事 』 

 

 田舎丸出しの栃木訛りで堂々と全国区で活動しています。一つまめ知識ですが、栃木全体が彼らの様な訛りでは無いと言う事は言っておきたいかなぁ~とも思います😅。北部と南部ではだいぶ訛りが違いますからね!。

 

 地元のテレビ局 『 栃木テレビ 』 で地元の有名な場所を巡る旅番組を2つほどたまに見ています。(他はブレックスのライブ試合位しか見ませんが😅)

 

 一つはお隣茨城出身の漫才師 『 カミナリのチャリ旅 』 。

 

 カミナリの二人が自転車に乗って県内のマイナー観光地を巡ります。

 


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 もうシーズン7まで続いていて、7年も続くことになっていて、栃テレでは、結構な長寿番組とも言えるのでは無いかと思います。

 

 もう一つは 『 U字工事の旅!発見 』 。

 

 これもまたU字工事の二人が地元や茨城の名所を巡り、そこで小さな発見を見つけて行くと言う旅番組になります。

 

 どちらの番組もYouTubeの延長の様な空気感で、凄く緩く、自由に、ローカルテレビならではの温度でやっているのが、今の時代だと反って面白いのかな?とも思ってしまいます。

 


www.youtube.com

 

 暫くは、中々県外までは遠征出来ないので、自県で遊ぼうと思っている自分には結構イイ情報満載で、『 ここ面白そうだな~ 』 とか、 『 こんな所があったんだぁ~ 』 の様な場所が結構あったりなんかします。

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 さてさて、そんな番組を見て、以前行った事がある場所の近くに、凄く良さそうな場所を紹介されていたので、休日にまたお出かけして来ました。(場所のネタバレ含みます。)

 

 

                  

               

 

大雄寺(だいおうじ)

 何時ものお出かけは歴史の学びの中で関連していた場所が多かったのですが、今回は、深い歴史や宗教の事は深くはゆかりは知りませんが、雰囲気で感じるような、『何となく落ち着くなぁ~😌』的に、”雰囲気を楽しむ” そんなお出かけになりました。自分人混みは大の苦手ですが、こんな人気の無い静かな場所は大好きデス。

 

 大雄寺へようこそ | 曹洞宗 黒羽山 大雄寺 (daiouji.or.jp)

www.daiouji.or.jp

 

曹洞宗 黒羽山 大雄寺 - Google マップ

www.google.co.jp

 

 大雄寺は現大田原市(旧黒羽藩内)にある曹洞宗の禅寺になります。去年雲巌寺というお寺を訪ねた際に、帰ってから色々調べていると、雲巌寺に向かう道中にあるような場所で、凄く雰囲気も良さそうな場所だったので、今回訪問して見ました。

 

 今回メインで訪れようとした場所はここでは無いのですが、時間的な制限があったために、ここからのスタートになりました。

 

訪問者への気遣いか、階段を登る際の杖の貸し出しも‥

 



 

 階段の途中に16体の羅漢像が鎮座していました。

 

表情豊かな石像も‥‥。由来や意味は詳しく分かりませんが‥‥

 

石畳を歩き、本堂へと登って行きます


 凄く静かでした。当たりには全く人気もありませんでした。

 

小さな三門を潜りいざ本堂を目指します

 

大雄寺案内板

 

 

経藏・木版一切経

 徳川吉宗から寄進されたと言う経藏。文章を読むに以前足利の ””鑁阿寺”” にあった経堂の様な物だと言う事が分かります。

 

okite910nete1820.hatenablog.com

 

 ただ、足利で見た物とすると少しこぢんまりしている感が‥‥。

 

 

足利 ””鑁阿寺・一切経堂””

 

 足利鑁阿寺の物は全国でも3本の指に入る様な巨大な物でした。ここ黒羽大雄寺は諸藩にあったそこまでは大きく無い寺院。天下に名を轟かせた足利家と比べては失礼でしょう‥‥。

 

 同じ作りの物だとすると、建物中心に棒があり、そこに回天棚のような作りの物に、木版に書かれた経が納められているのでしょう。

 

 本堂の前庭をグルリと囲む ””総門”” です。

 

茅葺き屋根の ””総門”” 

 これだけの立派な茅葺き屋根の門は全国的に見ても珍しいのでは無いでしょうか??。自分の中で引き出しが無いので真相は分かりませんが‥‥。

 総門を潜るとその先に本堂があります。

 

 今までそこそこお寺や神社を見てきたと思いますが、なんて言うんでしょう‥‥初めての様な雰囲気でした。

 

 お寺らしからぬ風貌。でも壮大でどことなく親しみが持てるような懐かしい感じがしました。

 

本堂の隣にある庫裏も茅葺き屋根でした



 

大雄寺・本堂

 

 


 とても立派な茅葺きの寄せ棟屋根。『 こんな素敵な場所が県内にあったんだねぇ~😊 』と言う思いで感動しました。しかもこの景色を独り占め‥‥。

 

 少し俗っぽい事も考えていました。こんなに感じの良い場所がほぼ貸し切り状態で‥‥。京都や鎌倉にあったのならば、きっと押し合いへし合いの人で埋め尽くされてしまうんだろうなぁ‥‥。お寺にとってはどちらが幸せなのだろうか?‥‥。

 

 などと言う相も変わらず俗世に塗れた資本主義的思想で少し客観的に見てしまいました。

 

 

 

本当にお寺と言うよりは、大きな田舎の農家の家を思わせます‥‥

 

 


 本堂の前庭の外周を屋根の掛かった総門があるのですが、そこをグルリと正面の門へと向かって歩いて戻ります。

 

見上げるとこんな感じ‥



 入り口付近に戻って来ると、座ることの出来るベンチがありました。

総門の下に置かれたベンチ

 

 

 

 しばし腰掛けます‥‥‥。本堂を望み曹洞宗の教えにちなみ、しばし何もせずに座って見ました。

 

 聞こえて来るのは上空を通過するジェット機の音‥‥しばし聞こえる風で揺れる杉や檜の葉のざわめきだけ‥‥。

 

 

 ‥‥‥‥‥‥‥‥。

 

 

 人の声や雑音なども無く、本当に静かな空間でした😌

 

 

 

 

ベンチに座り本堂を望む‥‥

 

 寒空のもと何もせずに 『 ぼー‥‥‥ 』 っとした15分‥。傍から見たらオッサン一人で何してんだ?とも思われそうですが、一人の訪問者とも行き逢わずに、ひたすらにのんびりと過ぎる時間を過ごしました‥‥。

 

 なんだか心が少し洗われた気がしないでも無い気がしました😊。

 

 さて、次なる目的地に向かいますか‥‥。

 

 帰って来てから復習をしたのですが、本当に近くに 『 黒羽芭蕉の館 』 なる松尾芭蕉奥の細道でこの付近を歩いた際の資料が展示されている場所があったみたいです。

 

 まだ興味が松尾芭蕉までには至っていませんが、今度この付近を訪れる事があったら少し足を伸ばしてみようかとも思いました。そう言えば案内標識があったような無かった様な‥‥。まぁ今回は時間的な縛りもあったので、時間に余裕を作り、再来したいですね‥。

 

 続きは次の記事で!。

 

最後まで読んで頂いた方、感謝します!。ではまたです🖐🖐🖐。