久しぶりの投稿です。
今回は少し真面目なお話でも。でも結局は結論の出ないお話。でも知らない人には『こんな事も起きてるんだね～』。と言う様な内容レベルなら記事にしない方がイイかな？っと思いつつ、でも記事にしてみました。でもが続きましたがでも行って見ましょう。
ようやく最近秋らしくなったのもつかの間、あっという間に””冬””へと季節が変化して行くのでしょうね‥。
ここ最近の異常気象やかつて無い様な雨の降り方、ゲリラ豪雨、酷暑、暖冬、類を見ない台風の進路。一昔、自分たちが子供の頃だったら50年に1度と言われる様な異常な気象現象が、季節ごとに、下手をすれば毎月の様に日本全国津々浦々で繰り返されるようになったと感じているのはきっと自分だけでは無いと思います。
さて、偏にこの異常な自然現象は地球の温暖化が原因だと思われる方が多いと思います。温室効果ガス（代替フロンやメタン、CO2、etc）などがその地球温暖化の原因として挙げられているのは多くの人は理解されているのではないでしょうか？。
ただ、最近言われる事が多くなって来た””非常に海水温が高い状態が続いていて‥‥””の文言。海水のサーモグラフを見ても、以前なら冷たい海域のはずの地域が真っ赤に染まっている‥‥。多くの人は太陽の熱で海水が温められたり、気温の上昇により海水温が上がっていると思う方も多く居るかもしれません。
確かに太陽の熱や大気温の上昇で温められるのも一つの原因とも言えると思います。でもそれは最も大きな原因では無いと言う事。
文明的な生活は今、海へと形としては目に見えないある物を大量に投棄しています。今に始まった事では無くもうだいぶ前からのお話です。我々が日々利用している電気。その使う電気のゴミとして海に大量の ”Ｃａｌ（カロリー）” が捨てられているのです。
一昔前良く言われていた言葉があります。『電気はクリーンエネルギーだ』。今も言われてるかもしれないですよね。
この海に大量のカロリー（熱エネルギー）を捨てていると言う事は、電気の作る方法に由来しています。以前記事にした事あるのですが、日本で普段使われている電気はこんな感じで作られています。
okite910nete1820.hatenablog.com
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簡単に言うと水を燃料で温め、水蒸気にし、風車に当てて、モーターを回して電気を作る。この燃料と言うのが火力発電では石炭や石油だし、原発では放射性物質の崩壊熱を利用しているだけの違いです。
訳は同じ。水蒸気を風車に当てて電気を起こすと言う様な原始的な仕組みによって電気は基本作られています。（水力、風力、太陽光は別）
さて、この風車に当たった水蒸気をどうするかと言う部分に今回のお話の核心があります。この水蒸気は風車に当たった後、捨てられる事無く再利用されます。その時に水蒸気のままだと使い勝手が悪いため水蒸気は一度冷やされ水に戻されます。この水蒸気を水に戻す作業の際に、大量の海の水を使い、水蒸気を冷やし、水へと戻しているのです。この工程を””復水””と言います。
火力や原子力発電所が海の近くに多く建設されているのは燃料調達の容易さもありますが、一番はこの””復水””と言う作業をする際に大量の熱エネルギーを海に廃棄する為に、海の近くに建設されると言う理由が一番の訳かもしれません。
ここから少し、かなりぜい肉をそぎ落とし穿った言い方をして行くとします。
本当にぜい肉をそぎ落とし、曲論的な物言いをすると、
『電気を使う事』 ＝ 海の水をボイラーで温めている
もっともっと曲論を言ってみると
『クーラーで部屋を冷やす』 ＝ 部屋の熱カロリーを電気と電線を使い海へと熱移動をして、捨てている‥
つまり、現状石炭燃料をや原子力を使い作られる電気を使うと言う事は、間接的に海の水を温め続けているのです‥‥‥。
だからどうしろと‥‥
ここから先は小題の通り結論の無いお話。
一昔前までは 『電気はクリーンエネルギーだ！ 』、などと一方的に言われ家庭などでも爆発的に普及し、今ではほとんどの家庭のエネルギーを電気に頼る生活が行われるようになっています。線一本で何処までも自由にエネルギーを運べ、しかも餅にも団子にも成る位の便利な物ですし、確かに手元ではクリーンです。情報を発信する側も決して前記の様な都合の悪い様な話はしないですからね‥。
ここからは矛盾も交えて。
確かに前記の様な特徴がある電気。でも、文明的な現在日本人が営んでいる様な生活を維持して行くにはもう””必要不可欠””なエネルギーになっていると言う事は紛れも無い事実です。現に自分も毎日電気を使っているし、クーラーも使っているし、こうしてブログを書いている時にはパソコンでも電気を使っています‥。電気の無い生活など考えられ無いし、想像もつきません。
そもそもが、””経済活動”” と言う部分と ””エコロジー”” なる部分は相反する部分。決して同じベクトルを向く言葉では無いと断言できる位です。良く ””環境問題を考えながら経済活動を動かして行く‥‥””。などと言う都合の良い言葉を時折耳にしますが、そんな事あり得る訳が無い‥。個人的な感想を入れてしまいますが、エコを隠れ蓑にし、偽善的に経済を回して行こうと言う意志が潜んでいると勘ぐってしまいます。
どこぞの有名カフェチェーンの様に、企業で環境問題を大々的に取り上げているにも関わらず、重鎮はプライベートジェットで航空燃料をまき散らしながら通勤をする‥‥。
資本主義的経済の追求とさらなる拝金思想、人間の欲と相成れば、環境問題などと言う意識は何処かに消え失せてしまう物だとも思っています。恐らく自分もこんな地位になってしまうとこんな風になってしまうんだろうなぁ‥。ならないでいられると言う自信がないのが何ともですな‥😓。
仮に自分たちがエネルギーを使う事を抑制したとしても、今まで文明的な生活をして来なかった人たちが文明的な生活に憧れ、エネルギーを使うようになって行くでしょう。そしてそれらを抑制する権利は今までさんざんそんな事をしてきた側にあるはずもありません。人間誰でも、自分も含めてですが、便利が日常になればそこからは ””当たり前”” になり、さらなる便利を求めてしまう””欲””は無くなる事は無いでしょうからね。
さて、グダグダ書いてしまいますが、結局結論は出ません。そもそも今回はこの電気がクリーンとかクリーンじゃ無いとか、電気を””悪者””とするような話では無く、『 クリーンだ！ 』 と言われている物でも、目に見えない部分で、目に見えない場所で、目に見えない物が大量に海に捨てられていて、そしてそれが今のこの””異常””とも言われる気象状況を作り上げている原因の一つになっていると言う部分。そしてその””海を温める””と言う行為は日本のみならず、世界中で行われている‥‥。
そんな事を知る事が大切なのでは無いかと思い記事にしてみました。
海水を温める事により起こる海流の変化や供給される水蒸気量の増加による巨大な台風や、局地的なゲリラ豪雨の増加。海水の膨張（水は4℃の時に最小の体積になる。氷河の融解よりも海水膨張の方が、海面上昇に与える影響が大きいとまで言われています）による海面上昇。
これらの事はきっとこの先止まる事無く、人類が化石燃料を堀尽くすか、化石燃料では無い劇的なクリーンエネルギーが開発されるか、人類が滅亡するかまでは今のペースよりも加速度的にこれからは悪化して行くかもしれません。いや、きっとして行くでしょう。
今までは100年に一度、50年に一度と言われてきたような気象現象が、1月に一度、いや、下手をしたら1週間に一度位の頻度で、全国、いえ世界中場所を選ばずに発生していると思われます。我が県でも全国的なニュースになる様な未曽有の水害に見舞われた事もここ数十年だけでも何度起きた事でしょうか‥‥。
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今回の話で一つだけ結論的に言える事とすれば、あくまで個人の感想や科学的な根拠は伴わないと思いますが、この先この異常ともいえる気象状況はよほどな事が無い限り（隕石の衝突や世界規模の火山の噴火による地表温度の低下等）良くなる事は無く、ここしばらくは加速度的に悪化をしながら、さらに過酷な気象現象を引き起こすであろう事は安易に想像が付きます。
もう、一昔で言う ””異常”” が ””当たり前”” になって行くかと‥。自分たちに出来る事は何時起こるか分からない自然災害に、自ら対処出来る、勿論対処には限界が存在するので少しでも被害を少なくすることが出来る術を考えておく‥‥。その位の事しか出来ないと思うある意味””悲壮感””すら覚えてしまいます。でもそれも実際は事実。
たまたま今までは自分の住む地域にそのような災害が降りかかって来なかっただけの話。もう今まで大丈夫だったから、これからも大丈夫だろう‥。と言う感覚は捨て去らなければならない思考なのかもしれませんね。
自分も若い頃は真夏の湾岸にスキーをしに行ってた頃もありました😓。偉そうな事は決して言える身分では無いですが、ただ、今回の様な話が頭の片隅にでも残り、何かの時に必要以上の無駄な行為についても自身の中で考えるきっかけになれば良いな‥‥とも思わなくはないです。少しずつでも、小さな事でも、自身で何かを考える大切かな。個の出来る事は小さいですが‥‥。
久々関係無いですが、まとまりの無い文になってしまいましたが‥。
最後まで読んで頂いた方、感謝します！。ではまたです🖐🖐🖐。
