今日は息子君と理科の勉強をしていた頃に書いた記事のリライト記事です。
2024年の中秋の名月(十五夜)となるの今年2024年は9月の17日になるみたいです。
花札の役の様に ””月見で一杯”” などと言う様な風流な事をされている方は現代の世、流石に少ないとは思いますが、我々の最も身近に存在している地球の衛星 ””月”” 。
でも、小学生や中学生の頃理科では習うものの、中々深い部分までは理解しないまま過ぎ去ってしまう様な存在だったと思いますが、今回はそんな ””月”” の事について息子君にどうやったら解り易く教えられるか以前考えた事があったので、そのお話をこんな時期なので、リライト記事としてお話したいと思います。
また理科の学習のイメージ作りにでも役に立てばよろしいかもと‥‥。
まず、月の基本的な事です。
- 月の公転周期(月が地球の周りを1周する周期)は約27日(正確には27.3日)
- 月の自転周期(月が1回転する周期)は約27日(正確には27.3日)
- 地球から月の裏側は見えない
- 月の満ち欠け周期は29日(正確には29.5日)
- 月の公転周期・自転周期 ≠ 月の満ち欠け周期
本当に基本的な事ですがこんな事が言えます。ちなみに自分の奥さんはこんな話は大嫌い。まぁもともと理科自体が嫌いなので‥‥。
最初の
- 月の公転周期は約27日(正確には27.3日)
- 月の自転周期は約27日(正確には27.3日)
- 地球から月の裏側は見えない
と言う月の基本的な特徴は息子君が小学生の頃に教えていた内容なので自分も少しおさらいをしてから、月の満ち欠けと合わせて 新月~上弦~満月~下弦 の意味などかなり噛み砕いて教えてあげました。鬼滅も流行ってましたしね。
okite910nete1820.hatenablog.com
今回はその先のお話。
- 月の公転周期は約27日(正確には27.3日)
- 月の自転周期は約27日(正確には27.3日)
- 月の満ち欠け周期は29日(正確には29.5日)
- 月の公転周期・自転周期 ≠ 月の満ち欠け周期
と言う事。ここだけにスポットを当て、理屈を理解するために少し生活に馴染のあるアイテムを使って解説してみたいと思い考えだしました。
まずこの月の満ち欠け。以外にも多くの生徒がこんがらがり、嫌いな人が多いため、人の弱みに付け込むのがテスト作成者の意地の悪いところ、以外にも中学受験や高校入試のテストに頻繁に出て来るのです。自分が考えたイメージは大雑把な物ですが、基本的な月の動きや法則などの理解はしやすいと思いますので、その先の応用にも活用できる可能性も無きにしも非ずかもです。
さて ””月の公転周期と満ち欠け周期の違い”” を考えるために使用する物は大きく2つ!たった2つで良いのです。
1.山手線(内回り)
(関東近郊以外の方はわかりにくいかもしれませんね⤵。関西在住の方は大阪の環状線の方がイメージが沸きやすいかもしれないですね。)
2.アナログ時計
以上になります。
まず月の公転周期です。
もし仮に地球が太陽の周りを公転していない時の場合の話をします。(ここ重要です。)
地球が同じところでクルクルと自転している場合の話ですね。
この場合
月の公転周期(満月から次の満月までの周期)=27日となります!
つまり月の公転周期≠満ち欠け周期となるのは地球の太陽の周りを公転している事に理由があるのです。
ここで満月になる場合の概念を説明します。(ここでは仮に地球をアナログ時計で表現します。)
満月になる時の太陽、地球、つきの位置関係はそれぞれの中心が一直線上に並んだ時に満月となるのです。逆に新月もこの状態の時です。反対側の一直線上ですね。
時計の針で言うと3:45分の針の延長線上に太陽と月がある時です。
さて地球はじっとはしていてくれません。地球も太陽の周りを廻っているのです。一年(365日)かけて太陽の周りを一周するのです。
※そこで考え方としてはこんなのはどうでしょう?
東京の山手線。その内回りを地球に見立てた地球アナログ時計号が走っている。山手線の中心に太陽があると思って下さい。
神田辺りが夏至、田端辺りは秋分の日、新宿辺りは冬至、品川辺りが春分の日とイメージにしましょう。
さてこの地球アナログ時計号は時間がたつと走って行ってしまいます。一年で太陽の周りを360度回転するので、一日に約1度。30日で30度ほど動くのです。すると神田を出発した列車は一カ月たつと御徒町までやって来るのです!。
するとどうでしょう。御徒町駅まで地球アナログ時計号が行った場合、月が満月になる条件としては、太陽、地球アナログ時計号、月が一直線上になった場合。
月が27日かけて回るのは時計で言うと、3~3まで。上の図では青い線が27日での月の公転する所。
しかし御徒町まで地球アナログ時計号が走ってしまうと2時の所まで針が行かないと一直線にならない。約5分針程ずれている‥。2:40の針の形にならないと一直線にならないのです!。
そう。これこそが、このズレこそが、公転周期と満ち欠け周期のズレの発生源だったんですね。そしてこのズレが2日となる!!
ので
月の公転周期(27日)=満ち欠け周期(29日)
とならないのです。要は地球アナログ時計号が動いちゃって次の駅の方まで走って逃げて行っちゃう感覚でしょうか。月の公転日数27日では1か月後の太陽と地球と月が一直線になるのには追い付けないです。月は2日余計に公転しないと追い付けないのです!
どうでしょうか??。すでに知っている人には役に立たない内容ですが、理屈が分からなかった人に少しでも理解の助けになれば嬉しいのですが‥‥。
少し踏み込んだ内容ですが、理屈と数字でごり押しした内容も記事にしたことがあるので、この内容では物足りないと思う方や、もう少し深い内容を知ってみたいと言う興味がある方は、是非下の記事にも目を通して見て下さい👇。
okite910nete1820.hatenablog.com
身近にある解りやすい物を利用し、解りやすく人に伝える。
簡単そうで中々難しいですが、結構面白いですよね。(まぁ理解されているかどうかは実際問題分かりませんがね‥‥。)
受験生に少しは役にたつ情報だったでしょうか??
地球の四季の解説も考えてみました。
okite910nete1820.hatenablog.com
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最後まで読んで頂いた方感謝します。ではまた🖐️🖐️🖐️。