okite910nete1820’s blog

歴史が嫌いだった自分が学び直して、簡単な歴史の地図を作ってみます。

真夏のガチチチ活。チチに引かれて‥‥。(エピソード3)

小布施で堪能した北斎館。時間は結構夕方近く。帰りの道のりを考えるともう家路に付いても良いような時間帯‥‥。

 

しかし、初めて訪問した松本、小布施で ””ナガノーズハイ”” となったチチは、完全に弾丸ツアーのようなタイトなスケジュールと莫大な移動距離も物ともせず、最後のチチが希望する目的地へと、娘を引き連れて向かうのでありました。

(写真多め、場所のネタバレ含みます)

 

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””オシローズハイ””に始まり、””クサマーズハイ””。途中””ツケメンズロー””には見舞われましたが””カツシカーズハイ””で盛り返し、最後に訪問出来る事になった自分が行きたかった場所への喜びで、総合的な””ナガノーズハイ””になったチチ(自分)。

 

やはり目的地への道のりは少し多めの交通量でしたが何とか目的地付近に到着。近くの駐車場では、運良く出庫する車もあって施設近くに車を駐めることが出来ました。

 

自分、長野に来たら絶対に訪れて見たかった場所。ようやく夢かないました😁。

 

『 牛に引かれて善光寺参り 』 のフレーズで有名な ””善光寺”” 。無宗派の日本最古の仏教寺院であり、本尊は””絶対秘仏””(誰も見たことが無い‥)。そのご本尊の””身代わりを披露”” する7年に一度の””御開帳””(最近では2022年)には全国各地から参拝者が訪れると言うあまりにも全国的にも有名なお寺だと思います。

 

近所の人が訪問した際の話や、テレビなどでの情報は沢山入って来ていましたが、自分も娘氏も訪問するのは初めて。””初善光寺参り”” になります。

 

駐車場から善光寺参道を通り本堂を目指します

善光寺へと続く参道。凄く雰囲気のある建物が沢山建っていました。

 

  

 

 


””仁王門””へと到着。

 

仁王門(正面より望む)

仁王門(背面より望む)

 阿形像の足元。凄い筋肉美です!。

 

仁王門を抜けて””山門””を目指します

夕方5時前にもかかわらず凄い人でした💦。浅草の浅草寺までとは言いませんが、普段自分が訪問しているようなひっそりとした寺院とは違って人の多さに少し驚きでした。

 

山門が段々と大きく見えて来ました

手水舎でお清めをし、山門を潜って行きます

長野の青空も、栃木に負けない位 ””青い”” ですね~流石海無し県!(関係あるのかな(笑))

善光寺 ””山門””

テレビや情報誌などでは拝見した事ある風景ですが、やはり本物は凄いです。ブログでもしかりでしょうが、写真だけでは伝わらないスケール感や奥行きや質感‥‥。本当に””実物を見る””と言う事は何とも言えない感動があります。

””善光寺”” と書かれた額
この文字の中に5羽の鳩が隠れているとか‥‥分かりますかね?

 

山門を潜り本堂へとやって来ました。

 

善光寺 本堂

 

ここ近年ではこれだけ大きな寺院へ訪問するのは恐らく初めての事だと思います。閉場間近だと言うのに凄い人でしたが、本堂の中へと歩みを進めました。

 

入り口付近に鎮座している ””賓頭盧尊者像”” をお参り。自分の体の ””悪い部分”” と尊者像の同じ部分を触るとその悪い部分を ””癒やす”” と言われる像です。自分は頭が悪いので、少しでも良くなるようにと頭をなでなで。

 

以前栃木の”下野薬師寺”で似たような””撫で薬師如来像””の頭を撫でて来ているので、自分の悪い頭も、もしかすると、もしかする可能性が、無きにしも非ずかも知れないですよね😅。

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本堂の少し奥まった所で、有料のエリアに入る為のチケットを購入しました。

 

まず始めに本堂内にある ””お戒壇巡り””。そちらに行って見ることに。大勢の参拝者がいたので少し待機する事に‥。

 

この ””お戒壇巡り”” とはこんな場所になります。

善光寺本堂の最奥に位置し、御本尊の真下を通る真っ暗な通路です。一寸先も見えない暗闇の中を進み、途中の「極楽の錠前【じょうまえ】」を探って頂きます。この錠前は御本尊と結ばれており、触れることで直接ご縁を結べると言われます

引用:善光寺HP

 

のろのろと進む列ではありましたが、やっと自分たちの順番が回って来ました。お戒壇巡りへと続く下りの階段へ降りて行こうとした時に、人の流れに逆らって下り階段専用の通路から、人波を押しのけ逆流し階段を登って来る自分と同年代の女性の姿がありました。

 

『 ??? 』

 

この時は自分はこんな風に思っていました。

 

『 何で一方通行の通路で、逆流して登って来てしまう人がいるのだろう‥‥??🤔。何か忘れものでもしたのかな??。』 

 

この謎は、間もなくして解明される事となります。

 

お戒壇巡りへと通じる階段を娘と二人で降りて行きます。光が徐々に薄らいで行き、入り口からほんの数十歩足を踏み入れただけで、周りがほとんど見えない””暗闇””へと変化して行きます。

 

大勢の参拝者もほぼ無言。真っ暗な何の音もしない状態で少しづつすり足状態で歩みを進めて行く中事件は突然起きました。

 

「私無理‥‥💦」

 

突然言い放った娘は降りて来た階段目差し一方通行の順路を逆走し、お戒壇巡りの入り口へと戻って行ってしましました😲。まぁ放っておく訳にもいかず自分も入り口へと戻る事に‥‥。

 

訳を聞くと何も見えない暗闇の中で気分が悪くなりそう‥‥。との事。思い起こせばあの逆流してきた女性も同じ様な症状になってしまったのかも知れないと言う事にこの時気が付きました。

 

そこで娘氏に無理はさせるわけには行かないので娘氏はここでリタイヤ。でも、自分は是非とも体験したかったので、娘氏を本堂の片隅で待機させて、少し列の割り込みになってしまうかも知れないと思いましたが、本来であれば自分はもうお戒壇巡りの中ほどまで進んでいた存在。再度階段付近から自分1人でお戒壇巡りへと行って来ました。

 

本当に今まで経験した事の無い様な経験でした。

 

””漆黒‥‥‥”” 。いかに日常生活の ””暗闇”” と言う物が、””暗闇”” では無いと言う事も思い知らされました。

 

本当に閉所恐怖症の人や、暗い空間が苦手な人は、気分が悪くなるのも解らなくは無いと思いました。あまり気にしない自分でさえも、初めての””闇””と言う経験に、何とも不思議な感覚になり、考えなくても良いようなマイナス要因な事なども考えてしまい、(もしこんな時に、巨大地震が来たりして閉じ込められてしまったらどうするのだろう‥‥とか‥‥)不安な気持ちになったりした位です。

 

本当に今まで生きて来て経験したことの無い様な ””漆黒の闇”” でした。本当にこんな感じ‥。

 

前の人の気配も感じない‥。後ろの人の気配も感じない‥‥。道標となるのは右手側の壁のみ‥‥。

 

数十メートルなのでしょうか??。体感的には凄く長く感じましたが、お戒壇巡りを終え出口の階段を登るときには何とも言えない開放感が今までに経験した事の無いような体験で、凄く新鮮でした。本当に本当に、闇の中を彷徨う様な感覚でした。

 

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本堂の片隅でまつ娘氏と合流。お土産を少し見て次の有料エリアへと向かいました。

 

お土産屋さんにあった””BEAMS""のハンドタオル

我々世代には馴染みの深いであろう””BEAMS""と””善光寺””コラボのハンドタオル。若い頃はお世話になったブランドです。凄くそそられましたが、ハンドタオルは腐るほど持っているので取りあえず保留‥‥。ここでのお土産は次回と言う事で‥‥と言う事にしました。

 

次の有料エリア ””山門”” になります


この山門、上に登る事が出来ます。本当にこの日は松本城でもそうでしたが、””急な階段””を沢山昇り降りした日になりました。急な階段を昇り見晴らしの回廊へと向かいます。

 

仁王門の方を望みます

夕方5時前だと言うのに以前人の流れは納まりませんね‥‥😅。回廊をグルリと一周。広大な善光寺の規模に、少し驚きました。

 


もう一つの有料エリアの券もあったのですが、夕方5時までの開場だったので流石に間に合わず‥‥。今回は訪問出来ず‥‥となってしまいました。

 

      ””経蔵””

 

1759年建立。中には八角の輪蔵【りんぞう】があり、その中には全てのお経を網羅した一切経が収められています。輪蔵は元来、経典を収める書庫ですが、腕木がついており、これを押し回すことで、中の総ての経典を読むことと同じ功徳を得るといわれています。重要文化財としては珍しく、参拝者にこの輪蔵を回していただくことが可能です。

引用:善光寺HP

 

以前栃木の””鑁阿寺””(足利家(尊氏)を祀る神社)に訪問した際に、日本で2番目の大きさの経堂あったのですが、想像するに、同じ様な建物なのかな??‥とも思ってました。

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まぁ今回は縁が無かったと言う事で次回訪問出来る事を夢見て、次こそは回って見たいと思いました!。

 

山門の見晴らし回廊から降り、駐車場へと歩みを進めました‥‥。

 

途中には ””牛に引かれて善光寺参り”” の ””牛”” のブロンズ像も

善光寺参道の両脇にある仲見世で、グルメを堪能したかったのですが、娘氏昼のつけ麺が重くのしかかっていたらしく結局何も長野らしいグルメも堪能出来ず終い‥‥😅。長野グルメも次回に持ち越しとなってしまいました。

予定通り帰りは渋滞‥‥。

 

来る時は朝日を浴びていた妙義山付近の山々

来る時は煌々と朝日を浴びていた妙義山付近の山々も、家路に付く頃にはすっかり山のシルエットだけが沈み行く太陽に照らされて浮かび上がる様な状態になっていました‥‥。丸々一日良く観光しました。

 

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今回の長野の旅のお土産達。

 

 

奥さんリクエストの草間彌生のキーホルダー

 

同じく奥さんリクエストの善光寺の季節限定の御朱印

 

息子君へのお土産。草間彌生のフィギュア

最後に

人生の中で初松本、小布施、長野市への旅でした。思った事は流石にこれだけの移動時間を掛けるのであれば1日位宿泊した方がコスパ的には良くなったりするのかな??😓。という事。片道換算で栃木から大阪位までの道のりを日帰りですからね(笑)。次回訪問する機会があったらその時は宿泊も念頭に入れて計画を立てたいと思いました。ただ、自分の行きたい場所の内の1つ平泉の””中尊寺””。こちらは日帰り行けるかも‥‥。っと言う様な変な自信はつきました。

 

善光寺は本当に大きな””観光寺院””でした。イメージとしては浅草浅草寺の感じ。個人的には普段巡っているような、ひとけの無いひっそりと佇む寺院の方が好みですが、これはこれの良さもあり!。2時間弱ではとても廻り切らなかったので、是非今度は息子君と奥さんを連れて再来したいです。

 

年頃の娘と行った信州の旅。この年代の娘が父親と2人で出掛けるのは中々無い機会だと思います。娘氏も、自分が奥さんと出会った頃の年齢になり、来年はもしかしたら彼氏なんかも出来ていたり(出来ないと思いますが‥‥出来れば出来て欲しいなぁ‥)、自分も元気でなかったり、バイトで忙しかったり、平穏な日常が送れて無かったり‥‥。少し先の未来の事など誰も分かりません。タイミングなんて何時でもある様に見えて、実際は案外何時でもは存在しないと思っています。

 

急遽決まった信州への日帰り旅行。流石に運転疲れましたが、中々出来ない旅の思い出となりました。本当に””今””を大切に日々過ごして行こうと再認識もできました😁。

 

父活頑張って良かったです。

 

心残りは ””信州グルメ”” を1つも堪能出来なかった事。長野IC近くにせっかくグルメでも紹介されていた 『OYAKI FARM』 なる ””おやきの専門店”” があったのですが、通った時には閉店時間でした😓。

OYAKI FARM — おやき 長野いろは堂 (irohado.com)

irohado.com

 

次回は信州グルメも是非是非堪能したいです。

 

総合的には、長野最高でした😄。帰って来てからるるぶを見直したり、YouTubeを見たり‥‥。しばらくは ””ナガノーズハイ”” な状態でした。

 

最後まで読んで頂いた方、感謝します!。ではまたです🖐🖐🖐。