okite910nete1820’s blog

歴史が嫌いだった自分が学び直して、簡単な歴史の地図を作ってみます。

閑さや岩にしみいる蝉の声

 実家の本棚を物色していました。物色しだすと中々どうして、昔読んでいた漫画やアルバムやら懐かしい物がいまだに沢山しまってありました。後々の処分が大変かもなぁ😓。

 

 そんな中に、今の自分にとって、少しだけ興味がそそられる様な本があったので、一寸拝借して来ました。

 

 今回拝借して来た本はこちらになります。

 

奥の細道を旅するJTB

 

1996年11月1日 初版発行

 自分の親が、今の自分位の歳だったのでしょうね‥‥。その頃購入した本みたいでした。

 

 松尾芭蕉が旅した ””奥の細道”” の紹介本。結構古い本です。

 

 自分、松尾芭蕉本人には今の所、とりわけ深い思い入れがある訳ではありません。ただ、自分が今まで歴史の学び直しをし、それに伴い県内や関東近郊の歴史にゆかりがあったり、歴史に紐付く名所などを選んで巡って来ました

 

 そんな中にも、幾つもの松尾芭蕉が見て来た場所に自分も訪れていました。

 

 栃木での松尾芭蕉が通ったルート

 

 南の間々田より栃木に入り、栃木市~鹿沼~日光~大田原~那須へ、そして白川関(福島県)へと抜けて行くルートを辿りました。

 

引用:栃木のトリセツ

 

 

 

 今年の冬に訪問した 『 裏見の滝 』

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 ここも松尾芭蕉は訪問しています。

 

 ここで芭蕉は

 

  暫時は 滝に籠るや 夏の初 』

 

 と言う詩を読んだようです。

 

 その後東照宮を訪問しそこでも詩を詠み、

 

 その後、最近も記事に上げた大田原、黒羽の地で、『 大雄寺 』『 雲厳寺 』 を訪問し

 

『 啄木鳥も 庵はやぶらず 夏木立 』

 

 と言う詩を読んだようです。

 

okite910nete1820.hatenablog.com

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『 大雄寺 』

引用:奥の細道を旅する

 

『 雲厳寺 』

引用:奥の細道を旅する


 これら数カ所ですが、実際に巡ってきた感想を一言で言うとするなら

 

 『 凄く良かった😄 』 『 好みに合っていた 』

 

 人気が少なく、長閑で、静かな場所であり、個人的な好みとしては最高に良い場所でした。恐らく、芭蕉が歩いた年代からしても、劇的に変化もせず、当時の面影は大きく残ったままの場所だとも思います。

 

 そんな本をペラペラ読み進めて見ると、一際目を引く立派な寺院が。

 

 

 『 立石寺 』 

 

引用:奥の細道を旅するJTB

 

 山寺と呼ばれている山形県、山形市にある大きな寺院です。

 

 何よりも目を引いたのがこの場所で詠んだ俳句

                         木に止まった蝉のイラスト

 『 閑さや 岩にしみ入 蝉の声 』

     しずかさや    いわにしみいる     せみのこえ

                        

 

                          松尾芭蕉の似顔絵イラスト 松尾芭蕉                    

 

 『古池や 蛙飛び込む 水の音』 『夏草や 兵どもが 夢の跡』 に匹敵するくらい芭蕉の詠んだ詩の中では有名な俳句。(あくまで個人的な感想で述べています。)

 

 この俳句を詠んだのがこの山形県にある 『 立石寺 』 と言うお寺になるみたいでした。

 

 写真からでも伝わって来る大自然の中に寺院が存在している迫力。

 

 この多くの人が知るであろう俳句が出来た源となった景色を、是非是非見たいと思ってしまいました。

 

引用:奥の細道を旅するJTB


 このページを見て、一目で ””行って見たい衝動”” に駆られました。

 

 立石寺がある山形県。子供が小さい時に、寒河江にサクランボ狩りに出掛け、名物の冷やしラーメンを食べて来た以来、子供がサクランボを食べ過ぎて帰りの車でリバースしてしまうと言うほろ苦い思い出もある場所ですが、かれこれ14~15年位訪問歴はありません。

 

 是非是非行って見たいので、色々した調べをし、訪問の予定を立てて見ようと思います😁。

 

 夏場、この様な階段の沢山存在するような場所に訪問するのは、暑さで死にそうになるのは安易に想像出来るので、出来れば涼しい時期に訪問したい‥‥。ただ冬はどうなのだろう‥‥。階段とか滑って危なく無いのですかね??。

 

 自分、夏場は極端に行動範囲が狭まります。理由は単純に ””暑さが苦手”” と言う為です。なので訪問予定は春、秋か冬確定。

 

 方面的には東北地域になるので、真冬に大内宿~立石寺と言うコースも今考え中です。ただこの場合、下道も多く、一日の走行距離が凄い事に‥‥😨。直線距離で見て見たら栃木から広島県まで到達する位の走行距離になってしまう‥‥。これを日帰り&一人の運転だとちと辛い‥‥。

 

 恐らく雪道で、これだけの弾丸ツアーは危険を伴いそうなので、基本的に立石寺だけの旅になりそうな感じにはなりますが、今から少しずつ下調べをし、立石寺周辺の面白そうな場所も検索しつつ、今後の旅の予定を立てて見ようと思います。

 

 こちら方面では、平泉の中尊寺にも行って見たいのですが、岩手は流石に日帰り圏内では無くなって来るので、宿泊が出来るような状態になったら、その時奥さんと行って見ようと考えています。でもこんな所は息子君は行きたがらないいんですよねぇ~‥‥。

 

 仙台は松島の ””瑞巌寺”” 辺りと組み合わせても回れ無いかな??などとも考えていて、まぁ日帰りマストで、一人旅の計画でも立てようと思っています。

 

 子供が小さい頃は、お弁当を持って公園などを巡り、大きくなったら遊園地やテーマパーク巡り‥‥。そして今はこんな場所を一人で探索して歩く様になった‥‥。

 

 その時の自分の置かれている立場で出かけられる場所や範囲もある程度制限されてしまう物でしょう。なので、その自分が出来る範囲の中で最大限に楽しめるように、先の ””一人でプラっと旅の計画”” を立てるのを楽しみながら夏を過ごそうと思っています。

 

 歴史の流れに必ずしも密接に関係していないような場所でも、色々な繋がりはあるだろうし、雰囲気的に落ち着けたり何かを感じたり考えさせられたり‥‥。そんな場所も悪くは無いだろうなとも思います。元々そんな場所は好きでしたからね。

 

 奥の細道繋がりで新たな視界が開けた東北方面へのお出かけ。県内にもまだまだ訪問した事が無い良さそうなエリアも沢山あるので、そちらの方もマイナーな場所を中心に少し探索を深めてみたいです🙂。

 

 夏は暑いので、あまり歩かない場所なら夏訪問でもいいかな?とも。近場ですしね。

 

 ‥‥‥となると松尾芭蕉にはまだまだ興味はありませんが、先日訪問した大雄寺の近くに ””黒羽松尾の館”” なる場所もあったので、訪問予定地リストに掲載しておくのもアリかもしれないですよね!。

 

最後まで読んで頂いた方、感謝します!。ではまたです🖐🖐🖐。