okite910nete1820’s blog

歴史が嫌いだった自分が学び直して、簡単な歴史の地図を作ってみます。

毎年恒例の冬の北上ツアー。(年甲斐も無く今回は少し詰め込み過ぎて弾丸気味に‥‥NO.1/NO.4)

 明日の天気予報を確認。休みの自分のスケジュールを確認。訪問先を家族に報告&出発時刻を報告‥‥。最重要項目、3人の同行の意思を確認‥‥‥。

 

👩🏻👧🏻👦🏻『 絶対行かない‥‥‥😑 』

 

 

   👨🏻 『 ‥‥‥‥‥あそっ‥‥💦 』

 

 

 まぁ自分が中高生の時だったら首に縄を付けられて引っ張って行かれても、絶対にこのルートでは行かなかっただろうな~。と思いますわぁ😓。

 

(場所のネタバレ含みます)

 

  辺りが真っ暗な時間に自宅を出発。高速道路へと向かいます。暖冬の今年。一年の内で一番雪深くなるこの時期としては大変珍しく全く雪が無く、車を走らせるのには凄く楽でした。

道の駅 たじま

 スキー客でしょうね?。駐車場はそれなりに車は停まってました。黒く塗ってしまいましたが‥‥。

 

      去年の1月上旬の景色

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 道の駅田島でトイレ休憩。まだまだドンドコ進みます。

 

 自分電車を使って訪問した事が無かったので、目的地近くの最寄りの駅も見学してみたく、少し寄り道。

 

 全国的に見ても茅葺屋根の駅舎はここだけみたいなので、珍しいと言えば珍しい場所なのですよね。この時代に茅葺とは‥‥、維持費が掛かりそうですね‥‥。

 

 この辺りも雪が凄く少なかったです。駅舎の中は入りませんでしたが、そちらは来年のお楽しみに取っておきます。来年も来る予定ですので。

 

会津鉄道会津線:湯野上温泉駅

 

例年だとドッサリ雪があるのでしょうね‥‥

 

 温暖化が進む我が星地球。この先はこんな景色が当たり前になって行くのかもしれないですよね‥‥。この ””今まで大量に雪が降った地域での雪不足”” などは、後に夏の時期の水がめとしての機能が薄れ、水源の枯渇などにも繋がり、新たな問題に繋がってしまう‥‥。

 

 雪国の人たちの暮らしは楽になるかもしれませんが、そんな問題も出て来てしまう‥‥。難しいですね‥‥。

 

 『 だったら二酸化炭素をバラ撒か無い様に家でジッとしてろと‥‥』 、と言われてしまいそうなので、この辺りで‥‥😓。

 

 

 

 さて、目的地はもうすぐそこです!。

 

 今年も朝一番乗りで到着しました!。早起きした甲斐がありましたよ。

 

 今年も何とかやって来れました!。 一番乗りで到着!!。

 

大内宿

大内宿 - Wikipedia

ja.wikipedia.org

 

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 やっぱり去年よりも雪は少ないですね‥‥。

 

 今回は是非是非行って見たい場所がありました。大内宿はだいぶ来ているのですが、歴史など全く興味の無かった以前、

 

 大内宿来る ⇒ 写真を撮る ⇒ そばを食べる ⇒ お土産を買う ⇒ 帰る

 

 歴史に無関心&子連れ だとこんな感じになってしまうのかなぁと思います。もれなく我が家もでしたが‥‥。

 

 ただやはり、歴史を浅くでも学び直しをし、こんな何気に何度も訪れた事のある場所にも 『 へぇ~🤔 』 と言う様な新しい発見や気付きが沢山存在する。そんな事が今は少し楽しいです。

 

 街の中心付近にある鳥居から目的地に向かいます。

 

 

 今まで何度も訪問して全く気にもしなかったとは😓‥‥。パンフなども見ていませんでしたので‥‥。

 

 『 高倉神社 』 

 

 と書いてある丸太で出来た少し地味な感じの鳥居をくぐり進みます。

 

街の通りから外れて行き、山の裾へと向かって行きます‥‥
こんなビジュアルでは中々行こうとは思わないですよね??

 

視界が開けた左手前方には雪化粧した蕎麦畑が広がります

 

 

右手の方にはもう一つの弐の鳥居があります

 


 勿論、以前購入して来た手袋を着けての訪問です!。暖かい😊。使う事が出来て良かったですよ😄。去年はポッケに手を入れたまま転んでヒヤリ💦としたので、滑る道では両手を出して歩かないとと思い知らされました。もう若くはないのでね。(昔はカチカチのスキーのブーツなんかでも転ばなかったのになぁ~😓。)

 

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弐の鳥居を潜りさらに奥へと進みます。灯篭の先に参の鳥居も見えました

 

 

 弐の鳥居を潜ると少し違った空気感が漂います。真冬の ”シン” とした空気では無く、少し澄んだ感じの空気感。第六感は全くありませんが、少しだけ感じる気がしました。

 風も無く、人気も無く、積もった雪で音もかき消されて、一体は無音の様な静けさです。自分の ””ザク、ザク”” と言う少し固まった行きを踏みしめて歩く音と小さな堀の水のせせらぎの音しか聞こえません。

 

高倉神社本殿

 見上げる本殿。凄く厳かな雰囲気で、趣がありました。

 

 ここ大内宿は、江戸時代、江戸と会津を結ぶ宿場町として栄えたのは勿論ですが、大内宿にあるここ高倉神社には少し逸話が存在します

 

 『 源義経が中尊寺から逃げ延びてモンゴルに渡りチンギスハンになった! 』

 

 『 明智光秀が山崎の戦いで生き延び、後の天海僧正となり、家康に仕えた! 』

 

 などに似た都市伝説的なお話が存在するのです。

 

 一年半前まで北条政子すら知らなかった人物が語るのは少し ””何だかな?😒” と思ってしまいますが、まぁその辺りは追求しないでください(笑)。らしくポップに語ります。知ってる人に取っては ””そんなの常識だよw”” と笑われてしまうかもしれませんが悪しからず。知らない人に取っては雑学程度にお読みいただければと‥。

 

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 時は平安時代末期。平清盛の圧政や目に余る横暴に、天皇家も痺れを切らし、平清盛討伐の依頼を方々に打診します。皆、清盛は怖かったので中々いい返事は貰えませんでしたが、以前より軋轢があり、平氏に恨みがあった ””源氏”” がその役を結果買う事になるのです。

 

 その時、源頼朝に手紙を出し、後の壇ノ浦の戦いでの 『 平氏滅亡 』 打倒平家へのきっかけを作った ”” 令旨 ”” (天皇からの依頼状) を書いた人物が

 

 ”” 高倉宮以仁王 ”” と言う人物になります。

 

 人物的には院政を極めた後白河法皇第三皇子(平家物語では第二皇子)に当たる人物です。

 

 

引用:横山光輝平家物語

 

 

 漫画的に解説するとこの人です。 

 

 この時代の令旨とは天皇の絶対的なお墨付きの命令書の様な物。戦を起しても天皇の正式な命によるものなので、自分たちが ””正規軍(官軍)”” となる事を意味し、源氏は奮い立ちました。

 

 この以仁親王の平家に対する裏切り行為が清盛の耳に入り、清盛の事を脅かす存在となった以仁親王は清盛から追われる存在となり、逃げはしたものの最終的に拘束されて京都宇治近くで殺されてしまう事に‥‥。

 

 しかし ””打倒平家”” の意志は引き継がれ、最終的に源頼朝が壇ノ浦にて平家を滅亡へと追いやった‥‥。と史実ではなっているみたいです。つまりは平家滅亡のトリガーを作った、以外にも重要な人物だったのですね。

 

 ただここに宇治付近で死んだはずの以仁親王の 

 

『 ””御首級:ミシルシ”” が見つかっていない 』

 

 (当時は遺体から ””切り落とした首”” で生死や人物を判断した)

 

  と言う事が後の伝説を作り上げ、

 

 『 東北地方まで逃げ延びて来て生存していた説 』 を作る事となり、その場所がここ大内宿の高倉神社になる訳です。実際にはこの本殿の少し先の場所で過ごしたと言う言い伝えが残っているらしいです。

 

 

 そして、その以仁親王を祀った神社がこの

  

 ”” 高倉神社 ””  になると言うのです。

 

 

京都から直線距離だって450kmですよ‥‥💦

 

 この距離を、この時代に‥‥。本当に色々な事を考えてしまいます🤔。

 

 実際にはこの付近には伝説だけでは無く、その様な歴史が実際に存在する場所も多く存在しています。福島県の ””桧枝岐村””(ひのえまたむら) や我が県の中でも秘境の地 ””湯西川””

 

 源平合戦に負けた平家の落人が身分を隠し、苗字を変え、ひっそりと暮らす集落が点在し、現に存在している‥‥。

 

 男児の存在を表向きにさせない様に、””鯉のぼりを上げ無い”” や、住居の存在を知らせない為に、”” ニワトリを飼わ無い ”” など、様々な独特な文化を残しながら歴史を紡いできました。

 

 全国的にもこの様な場所は沢山存在していますが、現代にもそんな事実を目の当たりにすると、この都市伝説的なお話もまんざらでは無い気がしないでも無いですよね‥‥。

 

 以前では何も感じなかった場所で、新たな 『 ナルホド 』 や 『 ふ~ん 』

に触れられ大満足でした。何度も訪れた事があるのに、新鮮な気持ちになるのも良い物ですね。

 

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 さて、見晴らし台に向かいます。江戸時代がそのまま残っているかの様な景色‥‥。心がどことなくなごみます‥。江戸時代は実際は知らないのですけどね‥😓。

 

2024年2月某日撮影

 

2023年1月某日撮影


 明らかに雪が少ないですよね‥‥。自分この道路の ”” R ”” が何とも言えなく好きなんです😅。

 

 お留守番の人たちが、 『 あれを買ってこい、何を買ってこい 』 今回はうるさいのですよ😒。だったら来れば良いのに‥‥と思いながらも、お土産屋さんに向かいます。去年ここのおばちゃんに ””見晴台”” の存在を教えてもらいました。

 

 本当に何回も来ていて何してたんですかね(笑)。何時も蕎麦食べて速攻帰ってました‥‥。

 

 お土産のリクエストは ””赤べこ商品”” と ””美味しそうな食べ物”” 。立ち寄ったお店はこちら。手作りの可愛い民芸品などが沢山売られています。

 

 

本家叶屋

 

 

どれも可愛いです‥‥

 オンラインショップもやってるみたいで驚きました。

 

大内宿 本家叶屋 (honke-kanouya.com)

www.honke-kanouya.com

 

 店主さんと談笑。やはり人生でも初めてこんなに雪が少ないと驚いていました。雪かきしないで楽だけど、どことなく不安だとも言ってました。冬場には雪を見た事が無い台湾方面からの訪問者も多く、雪が無くなるのも困りものだと店主さんは言ってました。

 まぁ観光を生業にしてない人に取っては、邪魔な雪など無い方が良いのでしょうけどね‥‥。色々難しいですよね‥‥。

 

 お会計を済ませ

 

 👨🏻「 また来年来ますね! 」 と言ったら、 🧑🏻‍🦱「 来年と言わず来週も来てください!」 と返されました。いやいやそんなしょっちゅうは来れませんから😓。

 

 さて!朝ご飯を食べますか!!。この時間に開いているお店はここしか無いので、必然的に去年と同じお店に再来です。

 

 

【大内宿】大和屋 | おいでよ!南会津。 (aizu-concierge.com)

www.aizu-concierge.com

 

 

大和屋
去年と同じ席に案内されました!今年は一人です‥‥

 

 

 七福神の前の席に座り今年も縁起が良いです!。注文を済ませお土産を確認。

ネギ蕎麦1150円

 去年は1000円でした‥‥。一年で15%の物価上昇‥‥😓。本当に色々な物が値上がりしていますよね‥‥。

 

 去年はフクロウを買ったのですが、今年はこちらを買いました。

 

お土産は赤べこのストラップと自分用にネギのストラップを

 
 ネギ可愛く無いですか??😊ひげ根が(笑)。

 

 お店も空いていたので早めに注文したお蕎麦が到着しました!。冷たい蕎麦とも迷ったのですが、去年食べた温かい蕎麦も中々だったので、温かい蕎麦を注文。

 

ネギ蕎麦

 

 これこれ!。このインパクト😁。

 

 ネギの長さを測ってみると、おおよそ30cm位。直径は25mm位ありました。あくまで目測ですけどね‥‥。

 

 以前訪問した鹿沼のニラそばもインパクトは負けて無いと思いましたねぇ~。

 

 まぁどちらも田舎ならではの ””雑さ”” は感じてしまいますが、その辺はご愛敬って事で‥‥。

 

  鹿沼市 宮入そば ””ニラそば””

 

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 本来であれば、箸を使わずに、ネギでガボガボ搔っ込んで食べる作法なのですが、今回は一人なので、ネギを使って掻き込む様には食べませんでした。傍から見て、オッサン一人で葱で蕎麦をガボガボやってむせ込んでたら救いようが無い位画がシュールかな‥‥?と思い、お箸で食べて、ネギをかじるスタイルに‥‥。

 

 去年はネギが凄く辛く、暫く胃がヒリヒリした感じがしてたのですが😅今年のネギは辛みが少なく凄く甘かったです。時期や、ネギの仕入れにもよって違うんでしょうね‥‥。

 

 来年はどんなネギがやって来るのでしょう??。

 

御馳走様でした😊!

 さて、時間を確認すると‥‥‥時計はもう少しで9時になる頃。オッサンの朝は早いんです!。次なる目的地へと向かいますか!!。

 

 続きはNO.2で!。

 

 最後まで読んで頂いた方、感謝します!。ではまたです🖐🖐🖐。