okite910nete1820’s blog

歴史が嫌いだった自分が学び直して、簡単な歴史の地図を作ってみます。

益子陶器市の帰りに寄った ””闘犬博物館”” 第1章(全2章)。

 益子の陶器市の帰り、時間が少し早かったので、寄り道をして帰る事に。

 

 4月下旬の新聞の広報で載っていた真岡市にある ”” 闘犬博物館 ”” なる場所がとても興味を引かれましたので、益子からはそう遠くは無かったので行って来ました😉。あまりにも印象的な施設で、意外にも情報満載過ぎましたので、2回に分けてお話したいと思います。博物館に入るまでに一話出来てしまいました(笑)。お楽しみに😊。

 

 

                トウケン博物館 

 

                        (場所のネタバレ含みます)

 

 益子の帰り道。寄り道先の住所をナビにインプット。イチゴの甘い香りを車内に充満させながら車を走らせます。寄り道先の情報は、益子の陶器市の数日前に、新聞の宣伝に掲載されていた場所になり、初めて訪れる場所になります。( 施設に関しては全くのNO情報。)

 

 暫く車を走らせると 『 茨城県 』 に侵入

 

 🧑🏻『 あれっ ?? 』 

 

 っと思う間もなくまた 『 栃木県 』 に再入県‥‥。

 

 どうやら県境が複雑に入り乱れている地域のようでした💦。

 

さむらい刀剣博物館 - Google マップ

www.google.co.jp

 

 

 目的の施設に到着!!?‥‥‥‥。

 

 今回の同音異場所の訪問ヵ所は‥‥‥

 

 

さむらい刀剣(トウケン)博物館

                   

 

 この少し怪しげな入り口をズイズイと車で入って行きました。

 よく初めて行く飲食店やテナントで、扉を開け足を踏み込んだ瞬間

 

 『 しまったぁぁぁぁぁぁあ😱やっちまったぁぁ』 

 

 と思う時って経験した事ありませんか??。(無いか(笑))正にそんな感じでした‥‥😅。

 

 少し怪しげな施設の雰囲気。ガラガラの施設‥‥。決して整頓されたとは言えない倉庫の様な場所‥。整備が行き届いているとは言えない大量のクラシックカー‥‥。

 

 あまりにも目に飛び込んで来る情報が大量すぎて、自分のCPUの処理速度がとても追いつかない所に来て、丁度駐車場にいた作務衣を着た一人の初老の男性が駐車の為の誘導を始めました‥‥。

 

 👴🏻『 そこのリンカーンの前に車を停めなさい! 』

  

 🧑🏻 『 大統領の前に停めちゃうのかい‥‥ 』

 

 

 

 今だから書きますが、正直、この男性がいなかったら、絶対に回れ右してそのまま施設をスルーして直帰していたと思います😓。雰囲気が怪しすぎます‥‥。

 

 ‥‥が、もう逃げられません‥‥💦。渋々アメリカ第16代大統領(リンカーン)の前に車を停め、恐る恐る車から降りたとたんにおじさんが自分の方に歩み寄って来ました。

 

 何が始まるかと思えばいきなりの初対面の自分を捕まえての 『 車談話 』 の始まりでした。沢山の車を見せて、車の蘊蓄を話してくれました。出会って一瞬でですが凄くキャラが濃い方と見受けられました。

 

 自分の年代は結構車好きが多いデス。全てを注ぎ込み車の為に働いていた位の年代ですもんね😅。自分はそこまででは無いですが‥‥。しかもやはり仕事上車好きのお得意様などとのお話もする機会が多いので、車の知識は歴史の知識よりは少しは自分はある方だと‥‥。おじさんも

 

 👴🏻『 お~良く知っているねぇ~🥰😊 』

 

 っとご満悦。普段のまめ知識が役には立った見たいデス(笑)。こんな会話をしながらも、自分は必死にこの男性が何者なのかを解析していました‥‥。話の流れから車はこの男性の所有物‥‥‥。察するに一台一千万クラス博物館レベルのクラシックカーをこれだけ所有出来ると言う事はただならぬ者だと言う事は安易に想像は出来ました。‥‥‥‥っが、はっきりとは正体が分かりません。

 

謎の男性一押しの車 ””パッカード”” 1900年前半製造

 

 小林旭の ””自動車ショー歌”” に出て来る ””パッカード”” 。時のアメリカ大統領や日本の皇族が愛用した当時の超高級車みたいです。

 

 

 🎵 『 あの子をペットにしたくってっ ニッサンするのは パッカードォ~ 』

 

   

 でお馴染みの車だと思います。お馴染みなのは分かりませんがw。(年齢的にもう少し上の世代だと思いますが😅今聞くとコンプラ的にどうなの??って歌詞ですなw)

 

 自分歌で出て来る車名は知っていたのですが、現物を見るのは生まれて初めて。この内容の事をおじさんに伝えると‥‥

 

 👴🏻「 お兄さん若いのにそんな歌良く知ってるねぇ~😲 」

 

  っとガハガハ笑ってご満悦。

 

👴🏻「 1911年の段階でこんな装甲が厚くてこれだけの自動車が作れる国と

   喧嘩をしたって、日本は勝てるわけなかったんだよなぁ~ 」

  

 とも当時のアメリカ最先端の技術の結晶を良く教えてくれました。

 


www.youtube.com

 小林旭 自動車ショー歌

 

 今から100年近くも前の車。エンジンもちゃんとかかる様でした。どの車も埃を被ったままだったので、

 

 🧑🏻 「 こんな良い車、埃まみれにしてたら勿体ないから専門の磨く人でも

               雇ったら良いんじゃ無いでスターレット🚗?? 」

 

 と聞いて見ると、

 

 👴🏻 「 前は二人いたんだよぉ~👦🏻👨🏻‍🦱 」

 

 と言ってました(笑)。

 

 🧑🏻 『 いたんかよ😅。どんだけお金持ちなんだよ(笑)。 』 

 

 この段階で確実に解析出来た事は、このおじさんは 『 大の車好き 』 と言う事と、『 大のお金持ち 』 と言う2つの事‥‥。それ以外はまだ不明のまま‥‥。

 

 駐車場の奥から施設の入り口に来るまで、僅か70m位を15分位おじさんと喋りながら歩いて来ました。おじさん今度は売店に案内します。

 

 人気(ひとけ)の無い売店の電灯のスイッチを入れ暗かった店内が明るくなり、飾られている物がハッキリ見えて来ました。そして、煩雑な感じに並べられた模造刀や鎧や歴史がありそうな物の数々を案内してくれました。

 

 『 ツボなど買わされ無いかな?? 』っと少し身構えておりましたが、特段物販を促す訳も無く、品物の説明をしてくれました。

 

 その先に施設で撮られた写真の数々。そこでこの人物(おじさん)の正体を薄っすらと理解する事が出来ました。

 

 数々の芸能人と撮影した写真。沢山あったにもかかわらず、飾られているのはほんの一部だったとおじさん曰く‥‥。実際はもっと沢山あり、飾りきらないから別の場所に保管してあるそう‥。

 

 志村けん野沢雅子浅草キッドU字工事‥‥。沢山の芸能人と共に若かりし頃のおじさんと撮った写真の数々。

 

 そう、この暫く談笑して来たおじさんこそこの博物館の館長柳田さんと言う人物でした。現代では中々珍しい職業 ””刀匠🔪”” 。日本刀や刃物を制作する職業。尖った職業が創り出したのであろう芸術家的な、独特の伽羅に少し納得が行きました‥‥。

 

 おじさん博物館の入り口まで案内してくれて、

 

 👴🏻 「 二階の博物館はこんなモンじゃ無いからゆっくり見て行ってねぇ 」

 

 と気さくに声かけ頂き、事務所に入って行きました。

 

 写真を撮って無かったのですが、売店も中々の雰囲気。駐車場に車を停めたときの博物館への猜疑心も少し薄まり、少し期待を持ちつつ博物館のある二階へと階段を登って行きました‥‥。

 

博物館の入り口に何気に置かれている鎧(安土桃山時代製・本物)

 この博物館の入り口に到達するのに距離的には70m程度。時間にして20分ほど‥‥(笑)。ブログの記事が1本書けるほど非常に濃い時間が過ごせました😅。

 

 2F博物館の中、続きは次の記事です!。

 

 最後まで読んで頂いた方、感謝します!。ではまたです🖐🖐🖐。