今回はお出かけ記事になります🚗。
栃木のトリセツを読み、少し気になる場所を発見したので、そこに行って見ようと計画を立てました。
自分の県の名所でも、一度も足を運んだ事が無い場所って案外沢山ありますよね?。
場所のジャンルにもよるでしょうが、今回訪れた場所はお寺‥‥‥。
キラキラした場所とはかけ離れていますが、人込みが基本的に嫌いな自分は、最近は滅法こんな場所の方が落ち着くようになってきました。
でもまぁ今までの自分だったら絶対が付くほど、自ら進んでは行って無いことを宣言します!。
場所バレは盛りだくさんなので、気になる方はお控え下さい!。
今回訪れた場所は県の北東部。日光が北西部だとしたら、今回は真逆の場所になります。もう茨城県との県境付近ですもんね。
自分の県でも生まれて初めて訪れる場所になります。
赤丸の辺りです。↑
何故?この場所を訪れたのかと言うと、理由は2つほどありまして、一つ目は以前テレビコマーシャルで紹介されたことがあって、それをうっすらながら記憶の片隅にあった事。
二つ目は、栃木には奥の細道なる、松尾芭蕉が旅した街道があり、このお寺に滞在し、詩を詠んだとの情報をこの栃木のトリセツにより得たことによります。
この松尾芭蕉さん。勿論名前は聞いたことあるのですが、歴史の流れを軸に学び直しをしているので、正直文学等は、置き去り状態なので、詳しくは知りません😓。
まあ全体的、修学を兼ねて、訪問を決めた次第にございます。
今回も一人旅。まぁ小学生がお寺を見ても何も楽しく無いでしょうからね。自分もそうだったように‥‥‥。
さて、コマーシャルというのはこちら!!。
画像悪いですが。30秒位の動画ですので是非見て下さい。2018年5月頃放送。
まだ50にはなってませんが、アラって事でいいですよね?
コロナ渦以前のJR、大人の休日倶楽部のCMで吉永小百合さんが訪問したお寺になります。
こんな場所に全く興味を持っていなかったコロナ渦前。
にもかかわらず、
👨🏻「栃木にもこんな綺麗な場所あるんだねぇー」
👨🏻「まぁ映像だからかなり盛られてるんでしょうがねぇー」
的な印象を数年前CMを見たときに感じたことをおぼろげに覚えていました。
そして、このトリセツとの繋がり‥。また1つ、繋がりが生まれましたね!😁。
そんなこんなで、今回も目的地を目指します。我が県の大動脈の国道をひた北上。
我が県は、南北の交通網は非常に発達しているのですが、東西の交通網が脆弱で、この東西の移動には、非常に苦労をします。
行きは経費節約で、高速は使いませんでした。
今回も、前回の日光までとはゆきませんが、朝の早くに到着!。イザ雲厳寺へ!。
車を駐車場に停め、お寺の中へと歩いて行きます。
入り口の手前に大きな杉の木が。
おおたわら令和の銘木選 にも選ばれている木みたいですね。
見上げて見てもてっぺんが見えないほど大きな木で、枝の隙間から差し込む朝日が、なんとも神々しかったです。
川が流れているのもあるのでしょうけれども、本当に空気が澄んでいて、本当に感覚でしかないんですが、気のせいかもしれませんがこの辺一帯が空気が違う感じが素人ながらに感じました。
いざお寺の本堂に向かいます。朱色の欄干と、自然の色のコントラストが何とも言えないですね😊。新緑の季節ならもっと、綺麗なのかもしれませんね。
流れる川の清流も凄く綺麗でした。日光でも感じましたが、本当に水が、キレイなんですよ😲。栃木って水もキレイだってトリセツにも書いてありましたわ。
振り返り駐車場方面を見て見ます。
さて階段を上って行きます!。
階段の見上げる先に、立派な山門があります。
日光の様な派手×2な門では無く、非常に質素な感じの門ですね。個人的にはかなり好きな感じです😊。
明暗のコントラストもとても良かったです。
本当に漆なども使われておらず、装飾も少なく、見出しの無垢の木材が、厳かさを一層感じさせてくれます。
鐘楼もなんとも言えず見応えがあります。
山門を潜り案内板に辿り着きました。
ちなみにウィキペディア貼っておきます。興味がある方は是非。
平安時代の頃に創建され、一時期は荒廃してしまったこのお寺も、鎌倉時代、北条家の中でも名声の高い、時宗が再建の手助けをし、その後も何度かの焼失もありましたが、こうして現在も日本の禅寺の4大修行場所としても名を馳せるお寺としてこんな山奥にひっそりとあるみたいです。
そしてこの地に江戸時代、松尾芭蕉は訪れ、俳句を残したと言われているみたいです。
自分はほぼNO知識で来ているので、見る物全てが新鮮です😄。
俳句が掘り込まれている石碑
きつつきも
木啄も
いほはやぶらず
庵はやぶらず
なつこだち
夏木立
この句が石碑に彫られてあるはずでしたが、コケが生えたりして良く見ることは出来ませんでした。
うーん、知ってるか?知らないかって聞かれたら、知ってるよりの知らないですかね。まぁ文学方面は追々学んで行きたいと思います。
地図の位置からすると平和観音を納めるお堂のようですが、丁度改修工事をしていました。
木目を見たところ、恐らく欅が使われており、こんな文化施設を後世に残すには相応の費用や技術の伝承の事も考えないといけないんだろうなぁ的な素人考えをぼんやりしていました。
そしてこちらがご本尊がある仏殿になります。
こんなスバラシイ場所を、今回も独り占めみたいな状態です😊。
ご本尊は撮影不可ではありませんでしたが、写真には収めませんでした。是非、ご自身で足を運び、拝観して見て下さい。
その後、最奧部の方丈と、庫裏まで足を運びました。庫裏には御朱印が有りました。
普段は御朱印は集めて無いのですが、今回は、これだけスバラシイ物を見せて頂いた感謝の意を込めて、一枚頂くことに。
一番の高台より全景を見下ろします。
ここでぼんやりと考え込みました。
皆さんは京都とか、奈良や、鎌倉の寺院などを巡られた事は有りますか??。
巡られた事のある方は分かると思いますが、寺を見てるんだか、人を見てるんだか何してるんだか分からない位人だらけですよね?
ここはディズニーランドかって位(笑)。
でもここはこんなにスバラシイ場所なのに、人っ子一人いない。行き逢ったのは数人程度‥‥‥。
京都、奈良、鎌倉の有名所のお寺は結構見てきました。
ので、このお寺だってその中に紛れ込んだって十分過ぎる位の魅力あるスバラシイお寺だと言う事は断言できます。
いかんせんここは立地が悪い⤵。とにかく悪い‥‥‥‥。ここに来て、このお寺しかない‥‥‥。
ここからは俗世に生きるあくまで俗っぽい心の中の思いです。
「もしこのお寺が、嵐山や鎌倉の中心にでもあれば、連日人が押し寄せ、沢山の拝観料や、物販なので、沢山の収入が見込め、お寺の運営と言う方面から言えば、不自由をしないだろうなぁー。何なら住職さんは夜な夜な祇園に繰り出すことが出来るくらいの余裕まで出てくるかもしれないだろうなぁー。本当にもったいない所だなぁー。住職さんも立地が良ければ遊んで暮らせたろうにぃーなぁー。かわいそうになぁー。」
本当に俗っぽいですよね(笑い)。普段の生活は数字を追い求める俗世に身を置く自分。
いた仕方無いのかもしれませんね😓。
でも本当にこんな辺鄙な場所にあるが故に、ひっそりと佇んでいるだけ‥‥。
なんか、余計なお世話と分かっていても、不憫で不憫で‥‥‥。
観光客が押し寄せ、お金がガブガブ入って来る観光寺と、こんな辺鄙な場所にひっそりと存在しているお寺‥‥‥。
どちらが「お寺」と言う物にとっては幸な事なんでしょうね?
本当にそんな余計な俗っぽい事を考えながら本堂を後にしました。
大きな杉の幹の年輪。
年輪の中心がこの時代です。時代をかんじますね🙄。
ぐるりと遠回りをして、駐車場へと戻りました。
奥に薄っすら赤い橋が見えますよね。
さて、家路に着くとします。先の予定があったので、決まった時間までに帰宅せねばなりません。
帰り道、道の駅に立ち寄りました。
道の駅 那須与一の郷
さらに伝承館なる物も😲😲。
迷わず入館。
入館料300円
中は撮影不可とのことでした😓。
こんな所もまぁ今までの自分だったら絶対が付くほど、自ら進んでは行って無いことを宣言します(2回目)。
那須与一が義経の家来だと言う事すら知らなかった一年半前とは違い、館内に貼ってある年表や資料の至る所に書いてある史実や、人物が面白いほど理解できる😁。色々繋がる。へぇーが沢山生まれる。
今回も日光の時以上に、自分の県の歴史も少し理解したことにより、違った発見や、繋がりが沢山生まれました。本当に人も少なくて最高ですね!。冬だから少ないんですかね??。
伝承館を後にし、お土産を買って家路に着きました。
名産のスカイベリー
今回のお出かけも凄く良かったです😄。
この後偶然にも会社で雲厳寺の話をしたところ、何とあのCMの直後に訪問したマダムがいて、その時の話をしてくれました。
とにかくカオス状態だったみたいですw。観光バスは押し寄せ、駐車場は車で溢れかえり、橋の上は全部人、人、人。
CMって凄いですよねw。今はあんな状態です。冬だから少ないんですかね??。
でも、本当に本当に良い場所で、凄く心が落ち着いた気がしました。
また1つ、”リピートしたいなぁってー”場所が増えた気がします。今度は奥さんを連れて行ってみようと思います。瞑想すれば京都に行った気分になれますよ!。
京都や鎌倉に行かなくとも、栃木にもこんな歴史を感じられる良い場所があったんですねw!。
最後まで読んで頂いた方、感謝します!。ではまたです🖐🖐🖐。