okite910nete1820’s blog

歴史が嫌いだった自分が学び直して、簡単な歴史の地図を作ってみます。

オオタニ観音から自県のベタな観光。其の1

 今回は

 

 『 オオタニ観音 』 に行って参りました!!!。

 

 我が県にオオタニ観音は存在しています。

 

 本当に彼の活躍は素晴らものですよね😁‥‥‥‥‥。こんな観音像も出来るはずですよ‥‥。

 

 


  『 オオタニ観音?? 』

 

 世の中フェイクな情報が蔓延していますので、くれぐれもお気を付け下さいませ😅。

 

 さて、今回の同音異場所はこちら

 

 『 大谷(オオヤ)観音 』 

 

 になります。

 

 この 『 大谷 』 。

 

 ある時は 『 オオヤ 』 とも読みますし、またある時は 『 オオタニ 』 とも呼びますし、日光辺りの川の名前では 『 ダイヤ 』 とも呼んでしまいます‥‥‥😅。

 

 架空の住所を作り上げるとすると

 

 栃木県大谷市大谷町大谷通り17-17(架空の住所です)

 

 と言う場所が仮に存在したとすると、

 

 とちぎけん おおやし おおたにちょう だいやどおり 17-17

 

 (組み合わせは無限大ではありませんが、まだまだ出来ます。)

 

 と言う様な読み方をする感じになってしまいます😅。初見で読み切る事はほぼ不可能であると思われます‥‥。

 

 本当に日本語って難しいですよねぇyayaこしいですよね‥‥‥😓。

 

 意外にもブログを書き始めて2年近くになるのですが、歴史に紐づいた場所への訪問が多かったのですが、栃木のポピュラーな観光名所は訪問しないでいました。東照宮すら行ってません‥‥💦。マイナーな所が多いから仕方ないかと‥‥。

 

 ブログのコンセプトの中に、 ””自県の紹介”” と言う部分も含まれますので、観光地要素満載の大谷周辺も行って見るのもありかな?‥‥‥っと。

 

 丁度良いタイミングで、宇都宮に用事があった休日の午後に、ポッカリスケジュールが空いたのでまた一人で大谷周辺をぷらっとして来ました!。

 

                        (場所のネタバレ含みます)

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 大谷石

 おおやいし

 

 この大谷で採れる石の名前です。

 

 比較的軟質な石で加工がし易く火に強い性質を持つ事から、昔は石倉や石塀などに多く利用されて来ました。この付近の特産物として ””鹿沼土”” なる土もあるのですが、園芸をされる方などは県外の方でもホームセンターなどでお目にかかった事があると思います。

 

 ただ、地下より石を切り出し、管理の杜撰な状態で乱掘削を行った事により大きな陥没事故を頻繁に起こすようになり、1991年に起きた大陥没事故では約2.9ヘクタールもの土地が陥没し全国的なニュースにもなったので、当時の騒ぎを知る人も、もしかするといるかもしれませんね‥‥。

 

大谷石 - Wikipedia

ja.wikipedia.org

 

 

 LRTのベンチの土台や

 

 市内のカフェの建築材としても使われています

 

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 さて、そんな大谷界隈ですが、自分訪問したのは3年ぶり?位になると思います。コロナ渦で緊急事態宣言の出たり引っ込んだりした時期に、人気(ひとけ)が無い屋外の施設をチョイスし訪問した場所の一つになります。他にも日光の滝巡りや、佐野のフラワーパーク、公園巡りなどをしていましたが、子供達にはあまり高評価は得られなかった気がします。(公園が一番良かったかなぁ‥‥)

 

 この ””大谷””、小学校の頃の遠足では日光に次いでお約束の地となっているので、県内在住の方は、在学中に校外学習などで一度は訪問する様な場所になると思います。

 

 何度も訪問している場所なのですが、改まって自分の中の認識がかなりの勢いで間違っていた事が今回の訪問で発覚し、その間違った認識を訂正する意味でもある種有意義な訪問になったかも知れませんでした。

 

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 まずは大谷観音を目指します。

 

 

 

  今年新しくオープンした ””ベルテラシェ大谷”” 。何かのイベントをしていましたが、時間が無いのでスルーです。また今度覗いて見ようと思います。

 

                     

 無料の市営駐車場に車を停め、大谷観音の方へ進んで行きます。

 

 途中にも幾つか見所が‥‥


 

『 天狗の投げ石 』

 名前の通り、天狗が投げて上に乗ったと言う伝説があるみたいで。まぁ伝説なのでその辺は個人の解釈で汲み上げる事にして下さい😅。

 

 

    大谷石の岩肌

  

 大谷石は先にも述べましたが、石の割には比較的柔らかく、加工性に兎に角優れ、火に強いと言う性質が受け入れられ、藏などに大量に利用されてきました。

 

 ただ、柔らかく加工がし易いと言う事は、返せば強度はそこまで強くなく、風化に対しての耐性もそれほど高くないと言う特性も持ち合わせています。なので、風雨に晒された石の表面は、時間の経過と共にポロポロとはがれ落ちて来てしまうのです。

 

 また既存の石倉や石塀は、耐震の為の措置が取りにくい為、大きな地震の際に倒壊の危険が問題視された事もあります。

 

 

  石を切り出した痕跡ですが、どことなくオブジェの様な見え方もしますね。

 

 一つ目の大きな見どころ ””平和観音”” へとやって来ました。

 

高さ88尺8寸8分×303mm≒26.93m
8888と言う数字で末広がりと言う意味合いなのでしょうかね‥?


 第二次世界大戦(太平洋戦争)の戦没者の追悼の為に大谷石の山肌を切り出し作られた観音様になります。

 

 スケール感はこんな感じです。以前訪問した牛久の大仏様と並べるとスケール感が分かると思います‥‥。

 

okite910nete1820.hatenablog.com

 

           

          牛久の大仏H≒120m    平和観音H≒27m

 まぁこういう場合は、普通は小さい物と比較をするのかもしれないですよね‥‥😓。牛久の大仏は世界一ですからね‥。ただ、近くで見るとこの平和観音もとても迫力があります。

 

見上げる🙄

 

 

 小学生のころ見た記憶は定かではありませんが少しくすんだ様な気が‥。きっと長年の雨や太陽光の影響で、恐らく当時よりは風化しているのでしょうね‥‥。

 平和観音を後に次なる ”” 大谷観音 ”” を目指します。

 

 ここで今回の旅の一番地元県民として、恥ずかしい位の御認識をしていた事に気付かされる事となりました。

 

 自分本当に何度も何度もこの場所を訪問しているのですが、

 

 平和観音=大谷観音

 

 だと思っていたのです。ホントバカですよね😓。まぁこの様な物に微塵も興味も無く、歴史なども大嫌い。旗持観光で後ろの方から付いて歩いて来るような馬鹿男子だったのでそれは仕方ない事かもしれないですが‥‥。

 

 なので、この先の大谷観音がある大谷寺有料の観光施設。今までお金を払ってまで見に来た事が自慢では無いですがありませんでした(笑)。正直自分でもビックリ( ゚Д゚)。

 

 なので今回が生まれて初めての大谷観音への訪問となりました。何度も言いますが自分でも本当にビックリです。小学校の遠足で来た時も、大谷の平和観音を見て終わりだった気がします。拝観料が発生するから訪問先に組み込まなかったのですかね??。

 

大谷寺

 

  大谷観音 拝観料 500円



写真では中々伝わらないかもしれませんが‥‥

 

凄い迫力と神秘的なエリアでした

 

 

 

 建物の中は撮影禁止エリア。この中に ””日本最古の石仏”” が壁面に掘られていました。平安時代に、かの有名な ””弘法大師”” が監修したと言われる作品みたいです。そしてシルクロードとのつながりも強くある事が解説盤に書かれていました。

 

 

 

 こんな観音像が壁面に掘られていました。

 

 

 奥のエリアには森に囲まれた庭園も。

 

 

 

 華厳の滝に次ぐ栃木2つ目の名勝でもあるみたいです。さらに、大正天皇が訪問時に、松茸狩りを楽しんだ場所でもあると記されていました。こんな場所にも歴史の断片が沢山あった事に、今更ながらですが驚かされ、自分の無知さを再認識させられてしまいました😓。

 

 この朱色の先にある鳥居。アップで良く見て見ると少し違和感‥‥‥‥。

 

 


 鳥居は2本の横棒ですが、これは3本‥‥。しかも仏教では見ないような神獣の様な像が置かれています。これがシルクロードと繋がりがある場所だからかは知りませんが、中々素人ながらに違和感を感じた場所になりました。

 

 誰か由来を知っている方はおりますかね??。

 

 改まって色んな再確認が出来た今回の訪問。時間が押している中での訪問だったので、中々じっくりは見れなかったので、また機会があれば是非じっくりと訪問したいと思いました。

 

 何度も訪問している場所でも、自分の意識や知識が変化すると、見え方や感じ方が凄く変化すると言うことは、本当に歴史の学び直しをし訪問する様々な場所で、強く感じる事が出来ています。

 

 さてさて、急いで次の場所に行かないと閉館時間になってしまいますので、次なる目的地 ”” 大谷史料館 ”” に向かうとしましょう!!。 

 

 続きは次の記事で!。

 

 最後まで読んで頂いた方、感謝します!。ではまたです🖐🖐🖐。