okite910nete1820’s blog

歴史が嫌いだった自分が学び直して、簡単な歴史の地図を作ってみます。

MADE OF OOTANIISHI⛪。

フレッシュネスバーガーの帰り道。駐車場まで帰る際に1ヵ所だけ寄り道してきました。高校生の頃からその場所の面識はあったのですが、改まってキチンと見るのは初めての場所。当時は微塵も興味など無く、全く見向きもしなかったと思います。こういう場所が県内でもあちらこちらに散らばっているので、今はそんな場所を改まり見て歩きながら 『 へぇ~🤔 』 っとなるのが、専ら最近の休日の過ごし方になっています。『 へぇ~ 』 の先にとりわけ何かがある訳では無いのですけどね‥😅。

 

(場所のネタバレ含みます。)

以前紹介した ””大谷観音”” と ””大谷史料館”” 。

 

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大谷観音

 

 

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大谷史料館内部

 

 

 

OOYAISHI

OOTANIISHI

””大谷石””

 

おおたにいしとは呼ばずに、おおやいしと呼ぶ我が県有数の観光名所でもある大谷で採掘される主に構造物に使用される石材。

 

軽く、火に強く、比較的柔らかく、扱いやすい石材として、我が県でも構造物の材料として数多く使われて来ました。石塀や、家の基礎、石倉や敷石に至るまで。今まで訪問して来た場所にも多く存在していました。

 

 宇都宮駅にある ””餃子像””

 

 宇都宮市にある ””カフェ””

 

 LRTの駅にある ””ベンチ””

 

 二荒山神社にいる ””狛犬さん””

👆これは大谷石かどうかは微妙そうですね(笑)。

 

 多肉植物の ””鉢”” 

 

  大谷史料館にある ””公衆トイレ””

 

大谷石の石倉

つい先日訪問した ””乃木神社、旧乃木宅別邸”” にあった大石で出来た石倉。本当に県内に存在する石倉の基本型の様な石倉で、米や火災から守りたい物などを保管するための倉庫が県内沢山存在しています。勿論一般家庭にもあります。まぁ旧家や農家などが多いのだと思います。(そのうち記事にします)

こんな風に、多種多様に大谷石は使われています。

 

そんな大谷石を使って建てられた文化財的建築物が、宇都宮市内にあります。フレッシュネスバーガーからは徒歩で5分程度。

 

 

 

 

 

建物が見えて来ました。こちらは裏手側からの外観になります。

 

 

カトリック 松が峰教会

カトリック松が峰教会 正面からの外観

自分、これまでの訪問場所は、日本の歴史に関連付き、比較的近場にある県内の””神社仏閣””などが多かった気がします。今回恐らく初めての ””キリスト教の教会”” と言う場所を訪問するかも知れません。

この ””カトリック松が峰教会”” 。大谷石建築としては現在最大級のロマネスク・リヴァイヴァル建築であり、1998年国の有形文化財に登録された少し珍しいタイプの ””大谷石で出来た教会”” になるのです。

 

 

こちらは去年訪問して来たカトリックの総本山 サンピエトロ大聖堂

 

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これは栃木の””鬼怒川””に建っていました(笑)。こちらの建築様式は””バロック様式””と言う様式みたいなので、松が峰教会とは風貌が違いますよね。海外の建築様式は全くの無知なので、こんな所にも 『 へ~ぇ 』 が埋もれています。何度も言いますが、『 へぇ~ 』 の先にとりわけ何かがある訳では無いのですけどね‥😅。

 

先月東京で見た ””築地本願寺”” も鉄筋コンクリート造りで、一風変わった ””お寺”” だったことを、つい先月の事なので、鮮明に覚えています。先々月か💦。

 

東京築地本願寺

 

本当にお寺と言う雰囲気はしないですよね‥‥。教会みたいです。まぁそれが己の中に芽生えてしまっている ”” 固定観念の固まり”” 見たいな部分なんでしょうね。

 

お寺=木造建築

 

と言う様な固定観念が、知らず知らずの内に出来てしまってるんです😅。

 

少し建物をじっくり観察‥‥欄間の部分に1932の数字‥‥

カトリック松が峰教会 - Wikipedia

ja.wikipedia.org


創設は1888年献堂は1932年。正式な違いは説明出来ませんが、建物が建ったのが1932年みたいです。昭和7年。第二次世界大戦前。五・一・五事件が起き、犬養毅が凶弾に倒れ、政党政治が急激に崩れ、軍閥政治へと変革していった時代だと言うと、時代背景が少しはっきりするかも知れません。築90年以上。先の東日本大震災でも被害は受けなかったのですね‥。大谷石で出来た建物で被害を免れた。以外にも驚きでした。

 

本当に大谷石で出来ています

階段を登って行ってみます

隣に幼稚園が併設されていました

良くお寺や教会などの宗教的施設の横に、幼稚園や保育園が併設されている事をだいぶ前から疑問に思っていたのですが、何か理由が存在するのでしょうかね?。ここまで来たら敢えて意地でも調べませんが、きっとこれだけ多くの施設が存在していると言う事は、何だかの政治的な因果関係が存在しているのでしょうね。

 

 

聖堂への入り口です

少し””シンプルかな?””と思われる様な欄間に彩られた(あ~文字色変えるの面倒い(笑))そもそも””欄間””と言うのかどうかは分かりません😅。

 

 

初めて中に入りました。自分も含め家族、一族の基本的な信仰は仏教です。檀家にも入っています。ただ、もの凄く信仰心が強いと言う訳ではありません。

 

日本人面白い事に、

 

生まれて直ぐに神社にお宮参りをし、結婚の際はチャペルで生涯の愛を誓い、人生の最後にはお経を唱えて貰いお墓に入る‥。(個人により差はあります)

 

そんな事が平然と違和感無く受け入れられている国なのかも知れません。自分詳しくは分かりませんが、恐らく海外の方からしたらこんなチャンポンござれの宗教観は疑問に思われるかも知れません。

 

まぁ返せば、宗教に支配されて来なかった‥。っと言う様なそれも 『 日本の良い所の部分 』 かもしない気もしないですが‥‥。(あくまで私見です。)

 

歴史の学び直しと共に、『宗教の学び直し』を表面的にでもしたのですが(本当に表面的にです)、現代の混沌とした世の中の情勢を紐解くには役に立ちました。凄くナイーブな話題である ””宗教”陶酔する事への恐ろしさも、詳しくは言及しませんが、自分の記憶の中でさえも、今までにマジマジと見せつけられたような出来事が多々あった様な気がします。

 

壁にはキリストの生涯をモチーフにした絵が‥

 

 

自分キリスト教への信仰はありませんが、凄く良い場所でした

人気も無く、静かな聖堂に1人。神社や寺院とは少し違う空気感をしばし楽しみました。


ここで結婚式を挙げるカップルも大勢いるみたいです。ちなみに自分の時は白無垢・文金高島田でしたね😓。ガッツリ””和””でした。

 

 

一般的な””チャペル””の知識が無いので気の利く様な事は言えませんが‥

 

ただ、板張りの床に、大谷石で出来た柱石、壁面、白塗りの天井‥‥。決して豪華絢爛と言う感じでは無く、シンプルで、暖かみがあるような凄く雰囲気は良かったです。椅子に座り少しぼんやり‥‥。オッサン一人で何やってんだか‥‥。

自分以外の訪問者は1人もいませんでした。

 

 

 

 

1998年次に文化財登録の証書も展示してありました

 

1932年献堂でしたが、戦渦の影響を受け、1948年に再建されたみたいです

さてさて、休日も終わりです。お家に帰りますか‥‥。ずっと休日だったら良いのになぁ。本当に休日が終わる度に飽きもせずに毎回思ってしまいます‥‥😅。

 

外には紫陽花が見頃でした

やっぱりこの花は””雨””がお似合い。普段とは少し違う雰囲気の場所への訪問。少し新鮮な気分になれた気がしました😁。今度は何処に行こうかな。

(梅雨が明けてしまった現在、アジサイのネタはどうかと思いますが、行動と記事の作成が間に合って無いのですが、その辺はご勘弁😅)

 

最後まで読んで頂いた方、感謝します!。ではまたです🖐🖐🖐。