今日は当ブログの本題、作成中の年表地図の26ページ目
”第二次世界大戦と太平洋戦争”
になります。
歴史年表地図もいよいよ5/6を通過しました!。残りは4単元となりました少しずつゴールの面影が大きくなりつつあります!
今回も勿論、あくまで歴史初心者的な目線で見ていきますのでご了承ください😅。
内容途中に誤字や間違いなども,きっと見落としや勘違いなどもあるかもしれませんが、あくまで自家用として作成しているので、その辺はご勘弁。
前回のパートでは、 ”世界恐慌と日本の中国侵略” でしたが、今回のパートの”第二次世界大戦と太平洋戦争” の引き金になった物が、全てこの前のパートにあります。
世界的に起きた経済的な不況。 ””世界恐慌””。
この影響は計り知れなく、世界全体を分断するほどまでの影響を作り上げました。
この不況に喘ぎ益々困窮して行く国々‥‥。
不況からの脱出の道筋を付け、何とか平常を取り戻そうとしていた国々。
この二つの不況への対応の差で、後の時代形成が大きく、途轍もなく大きく違って行く事となりました‥‥‥。
この差を作り上げた一つの大きな要因として、 ”植民地の有無” が上げられます。植民地を持つ列挙国は、自国と植民地間でのみ経済活動を行い、他者を排除し、身内贔屓の経済対策でこの経済危機を乗り越えようとしました‥‥。
さて、持つ国は良いとして、持たぬ国はそれはそれは大変ですよね?‥‥。第一次世界大戦の敗戦国ドイツ。敗戦国ではありませんでしたが、コウモリ的な立ち振る舞いをした事により、植民地などの制約を受けてしまったイタリアなど。ただでさえWW1の賠償金に苦しむドイツは世界的な恐慌なのに、さらにこれらの国に取って追い打ちを掛けて行く事となりました‥‥。
日本はと言うと、世界恐慌前の国内での恐慌の脱却を、”植民地の拡大” と言う方向に舵を切っていた矢先のこの世界恐慌。満州事変などともタイミングが重なり、日本は世界的に孤立して行く事となり、徐々に世界各国により、経済的な制裁を受けて行く事となります。
少し深掘りした感じの ”第二次世界大戦” のYouTubeになります。
この時代のザックリとした流れと、一番の重要な事は何か?
この時代、ザックリな流れで行くと
1番重要な流れは、同じ様な思想が手を結んで行こうとする ”3国同盟” からのこの3国の世界的な孤立では無いでしょうか?。
この三国同盟。似たような思想、立場、政治体制により、3国、ドイツ、イタリア、日本が急激に歩み寄り、同盟を結んで行く事となります。
その思考や、政治的なスタイルが、 ”超集権的な政治スタイルを是とし、上の言う事は絶対だ!!” と言う様な独裁的な政治スタイルになります。
このスタイルでさらには、 『 自分たちの不憫な生活の原因は、海外の列強各国のせいだ! 』。の様に、不幸の原因は他人のせいだ!!的に ”””外敵””” を作り出し、国内に対する政治批判へと繋がらない様にするような、ザックリに言うと、こんな感じの思想になります。こんな思想現代の世界でも、たびたび目にする機会が多いと思います。日本近郊にも、見かけると思います。
ドイツではナチズム(ナチス・国民社会主義ドイツ労働者党)。イタリアではファシズム(ファシスト党)。日本では軍国主義的思想と言う様な感じでは無いでしょうか??。これらの似通った思想は、やがてそれぞれが暴走を始め、悲惨な時代を作り上げて行く事となるのです‥‥‥。
もとはと言えば、ここに至るまでの原因の大部分は ””お金”” に関する事が原因で起こっている様な物‥‥。不況と言う物が作り出した、ある意味、資本主義的社会が生み出した、副産物的な物なのでは無いかな??的な感じが個人的にはしました。
行き過ぎた利益追求型の資本主義的な思想の先にある、危うさや、格差や、問題点などを、感じる事が出来、そして、これらの事は、決して過去の事では無く、現代も同じ様な社会構造的な歪みが、起きているのでは無いかな??と思えてしまう位に、現代も、世界的に見てみると似たような問題が山積している様に見えてしまいます。
さて、こちらが第二次世界大戦と太平洋戦争の標準年表になります ↓
年表での経過している時間は前のパートよりもさらに短く僅か8年あまり‥‥。その僅か8年の時間の中で、世界の情勢は激変して行きます。
- 日本は、恐慌脱出の為に、外部への侵略を開始。
- 間もなくドイツがポーランドに侵攻し、WW2が開戦。
- その後三国同盟が結ばれる。
- 日本がハワイ真珠湾を奇襲攻撃し、太平洋戦争が勃発。
学生の頃など、第二次世界大戦=太平洋戦争的なうやむやな状態でしか学んでいませんでしたが、この戦争に至るまでの経緯や道筋を少し詳しく理解する事によって、学生時代とは違った視線で様々な事を見渡すことが出来たと思います。
ただ、これらの事に共通して言える事は、それぞれの立場の人間が、それぞれの正義と主張し、行動している。誰も間違った事をやっていると言う意識は無いと言う事です。現代でも同じ事が言えるででしょうが、立場が違えば、それぞれの、互いが正義を主張する‥‥。その互いの正論通しがぶつかり合う‥‥。
この ””戦争”” や ””争い”” と言う様な、人間がいつまでも止める事が出来ないその要因の先の部分に、”何故?”と言う疑問と、”争う事が人間の深層的な心理なのだ” と言う様な半分諦めの様な、少し複雑な感情を抱いてしまいます‥‥‥。
太古の時代より、兎に角争いをやめない人間‥‥。現代社会においても、資本主義的思考と言う様なオブラートに包まれた表現の中で、表面的な争いでは無いのでしょうけど、目に見えない争いが、継続して続いて行くのでしょうね‥‥。
こちらが歴史年表地図になります。
こちらはユーチューブの動画です。
こちらはユーチューブの制作の勉強を兼ねてやっているので完成度は低いです。
ただ形になっているだけなので申し訳ないです😫
1.日中戦争からの
日本の国内の政治の混乱や、藩閥政治や政党政治への国民の不評により、徐々に”軍部” の力が強くなって来た日本。大東亜共栄圏を掲げ、、侵攻を正当化し、日本近隣のアジア諸国に対外戦争を仕掛けて行きます。先の時代で起きた満州事変のしこりが解決されないまま、盧溝橋事件が起き、そのまま日中戦争へと発展して行きました。
満州事変以降の日本は、国際連盟を脱退。この満州への侵攻が世界的にも見ても大きな批判を受け、日本は経済的なペナルティを受けて行く事になりました。
A・B・C・D(アメリカ・イギリス・中国・オランダ)包囲網と呼ばれる経済制裁。多くの物資を輸入に頼る日本において、海外からの輸入を制限される事は、相当な影響を引き起こしました。
相当な影響と言う様な軽めの問題では無く、””物資”” と言う経済活動を維持して行く上での生命線、戦国時代で言えば ””兵糧攻め”” と言う様な資源の無い国にとっての経済的制裁は、恐慌により弱り果てた日本の経済に対してさらなる追い打ちを掛けることとなり、結果、日本は ”窮鼠” とまでに追い込まれる事となり、後の ”大きな間違いの始まり”” へとコマを進めて行くこととなります‥‥。
2.WW2開戦からの
西のヨーロッパでも、”窮鼠” となる国がありました。
WW1での敗戦国ドイツです。WW1の全戦争責任を負わされ、ベルサイユ条約の下、軍縮や、植民地の没収、多額の戦争賠償金の支払いなどを命ぜられ、じり貧に追い込まれていた国ドイツ。その困窮するドイツにアメリカは積極的に経済介入し、ドイツの不況からの足がかりを付けさせます。賠償先の国との間に入り、大量の資金を注入。徐々にアメリカ経済が全世界に大きな影響力を強めて行くこととなりました。
折角良い方向に歯車が回り出したと思われた矢先に発生したのがそうあの出来事です。
アメリカのウォール街より始まった、アメリカのバブル崩壊。
「 世界恐慌 」
この当時の世界経済を支配していたアメリカがコケた事による恐慌は全世界に多大な影響を与える事になりました‥‥。勿論ドイツもその影響を大きく受けた国の一つになります。
束の間の安息の時代が流れるかと思った矢先の「世界恐慌」の発生。この恐慌は後の時代の異端児を作り上げることと成りました。
ドイツでは、ヒトラー。イタリアではムッソリーニ。
過激で、偏った思想の中にも、時代背景的に国民の支持を大きく受けて行く事となり、暴走を始め出す国々。それを静観する事しか出来ない隣国‥‥。個人的な感想ですが、現在進行形で作り上げられて行く歴史も、何だ変わり無い気がしてならなく感じるのは、自分だけでしょうか??。
二人の作り上げた思想と政治は、暴走を始め、数多くの蛮行を遂行して行きます。先にも述べましたが、決して自分たちにとっては蛮行などと言う行為では無く、自分たちの信念によって起こしている行動だと言う事が、自分は正義である!と言う一方通行の思いが存在する事が、いつまでも人間が争い続けて行く原因になっているのでは無いかとも思います。
暴走を始めた国は隣国へと侵攻を始め、ドイツがポーランドへと侵攻したのをきっかけに、このままドイツの暴走を隣国も黙認するわけには行かなくなり、第二次世界大戦勃発。と言う流れになりました。
3.三国同盟からの
この場合の三国同盟は、日独伊、の三国同盟を指します。
日本、ドイツ、イタリアは、世界的な各国の孤立や、ソ連や列強国に対するスタンスの歩調の同調に結ばれる事となりました。
実際の所は、足並みが揃っていないような同盟関係となり、それぞれの思惑通りの結果を作り上げる事が出来ずに、ドイツにおいては日本がソ連との中立条約締結や、日本の太平洋戦争開戦などとのイレギュラーな行動を起こすことにより、同盟関係を結んでしまった事により、結果的にアメリカとの戦争にも巻き込まれてしまう事となり、負の運命共同体的な同盟関係となってしまった物なのかも知れませんよね‥‥。
4.真珠湾奇襲攻撃からの太平洋戦争開戦見たいな感じでは無いでしょうか?
四つの恐慌、A・B・C・D包囲網などの経済制裁により窮地に追いやられて行く日本。日本の選んだ道は、絶対に勝てるはずの無い相手と、戦争をすると言う選択を選びました‥‥。ここから起きた出来事は、全てこの選択肢が作り出した事になります。
日本は様々な法律の下に、国民を強制的に戦争に加担させました。その中でも理不尽な法律の数々‥‥‥。
- 国家総動員法
- 学徒勤労令
- 学徒出陣
- 女子挺身隊
- 学童疎開
今の世に、この法律が施行されたら、国民はどんな反応を示すのでしょう?‥‥。
やられる前に、敵を殲滅させると言う様な安易な考えかどうかは解りませんが、アメリカ軍の ”のど元” に当たるハワイ真珠湾を、日本軍はアメリカに宣戦布告をする前に、真珠湾を奇襲攻撃しました。
虎・虎・虎のモールス信号の逸話などでも多くの人に知られいると思います。
この宣戦布告前に奇襲をする事になった経緯(実際のタイムラグの発生の真実)や、太平洋戦争の開戦が真珠湾攻撃以前(実際は真珠湾攻撃の1時間前にマレー半島に上陸し、列強国と戦闘を開始していいる事)にある事など、学びを深めて行く事で、後からにはなりますが、自分の中での ”そうだったんだぁ🤔” がドンドンと繋がって行く事となりました。
そもそもが、あの巨大な国と戦争をすればどんな結果になるのかと言うことを、冷静に判断すれば分かる事だと思うのですが、時の日本の上層部は、 ”大国アメリカとの戦争” と言う様な選択肢を選び、国民を巻き込み、混沌の時代へと突き進んで行く事となります‥‥‥‥。
戦況はと言いますと、真珠湾攻撃では、アメリカも十分な対応前と言う様な状態でもあり、日本は戦果を上げる事が出来ました。太平洋戦争開始直後は、ある程度日本の戦果は、あったのかも知れません‥‥。
しかしです。いつまでもそんな状態が続く訳も無く、全ての能力値において、アメリカとの国力の差を露呈される事となる日本は、徐々に戦況は悪化の一路をたどり、ジリ貧の結末へと向かうことになります。
国民はと言うと、軍部から一方的に発信される ”プロパガンダ” により、実際の日本の置かれている状況など正確には進言される事も無く、事実無根な情報を垂れ流され、危機的な状況に日本があることなど知らされずに騙され続ける結果となりました。
こんなプロパガンダの発信と言う意味では、今のロシアなども同じ様な物なのでは無いでしょうか?。彼らは平気で ”嘘” と言う情報を垂れ流すと言う事は、いつの時代、いつの時でも共通の物だと言う事を、痛感させられました‥‥。
徐々に日独伊の三国同盟国の戦況が悪化の一途を辿ります‥。
一番最初にこの戦争から離脱した国はイタリアでした‥‥。ムッソリーニ率いるファイズム体制への反発も相成り、イタリアは戦争の降伏へと舵を切りました‥‥。
残されたドイツと日本も、ドンドンと列強国からの包囲網に苦しめられる事となって行きます‥‥。
第一次世界大戦から、この時代まで‥。近代兵器を手にした人間は、これまでの時代とはかけ離れた次元で ””争い”” や、 ”非人道的” な振る舞いを繰り返して来ました。これら全ての事は、人間の ”欲” により起こされた事だと言い切っても過言では無い事だと、個人的には解釈しています。
人間の ”欲による蛮行” は終戦間際、世界で初めての大量殺戮兵器の使用の遂行と言う形で終焉を迎える事となって行きます‥。
次のパートは ””日本の終戦” になります。開戦時より結果の分かっていたはずの戦争‥‥。日本の終戦を向かえるに当たり、学び返しをして来た上での結果論とはなりますが、あれまでの惨劇を招く事無く、戦争を終結させる事が出来たような、数多くの分岐点や、選択肢が、数多くに点在し、悲惨な結末を回避できた終戦が迎えれた様な歴史が紡がれた様な感覚すら出来て来ました。
しかし現実の歴史としては、ジェノサイド戦争を終始貫き、最終的に ”核兵器の使用” をしなければこの戦争を終結できなかった様な日本の頑な姿勢がもたらした悲惨な結末を、後の単元では見せつけられる事となるはずです‥‥。
最後まで読んで頂いた方、感謝します!。ではまたです🖐🖐🖐。