okite910nete1820’s blog

歴史が嫌いだった自分が学び直して、簡単な歴史の地図を作ってみます。

飛鳥~奈良時代(律令政治の動き)【5/30】。

〇歴史年表地図【5/30】

 

今日は当ブログの本題、作成中の年表地図の5ページ目

 

”飛鳥~奈良時代律令政治の動き)

 

になります。

あくまで歴史初心者的な目線で見ていきますのでご了承ください。

内容途中に誤字や間違いなども,きっと見落としや勘違いなどもあるかもしれませんが、自家用として作成しているので、その辺はご勘弁。

 

この時代のザックリとした流れと、一番の重要な事は何か?

 

ザックリな流れで行くと

  1. 大宝律令の制定からの
  2. 平城京への遷都からの
  3. 歴史的、その他の史書の作成からの
  4. 税収安定化への模索からの
  5. 鎮護国家へのかじ取りからの
  6. 僧と貴族の地位の爆発的な向上 ってな感じではないでしょうか。

     

    一番重要な事?

    この時代もやはり一つには絞れないような気がします。時代が進むにつれ、時代の分岐点や需要な出来事が多々あり、一つに絞るのが難しくはなってきています。

流れで上げた部分がこの時代での重要な事と言っても良いのだと思います。

 

ですのでこの奈良時代全体的な流れで話を進めて行きたいと思います。

 

さてこちらが飛鳥~奈良時代律令政治の動き)の標準年表になります。

 

こちらが歴史年表地図になります。

飛鳥~奈良時代律令政治の動き)NT

こちらはユーチューブの動画です。

こちらはユーチューブの制作の勉強を兼ねてやっているので完成度は低いです。
ただ形になっているだけなので申し訳ないです😫


www.youtube.com

 

大宝律令

まず大化の改新からの政治改革がここに来てようやく完了します。大化の改新の集大成が大宝律令と言えるのでしょう。この法律の制定により、中央主権国家の完成、ワントップ、天皇中心の統治国家が一瞬完成します。

日本史だけではなく、世界史や、中国史、その他もドグマ君やあっ君で浅くですが学んできましたが、この歴史と言うものは本当に国境が変わっても、人種が変わっても、時代が変わっても見事なまでに人間は同じこを繰り返すのです。本当に歴史を学び直し一番に学んだことはそこの部分かもしれません。この律令制もさほど長続きはしませんでした。約50年弱で崩壊を迎えてしまうこととなります。

 

一瞬の安寧を見せた歴史。するとゆとりが出来ると文化などに人間目が行きます。ここで歴史や文化などを史実を残すための様々な伝記を作成することとなります。

 

平城京への遷都

深堀してみると様々な人間模様を見る事となる遷都。ここで奈良に都が移ってきます。この時期は都の引っ越しが相次ぎましたね。家の引っ越しだって大変なのに、政治の中心の引っ越し。さぞかし周りの人間は大変だったに違いありませんよね。何事もそうですが、物事の中心にいる人達はさほど大変では無いのです。台風の目と一緒ですよね。周りの人間、外野が駆けずり回って大変な思いをする。世の常なのかもしれませんね。

 

鎮護国家

聖武天皇の辺りから仏教を使った統治へと舵を切りだします。でもこれは後の平安京への遷都と一因となる僧侶や、貴族の地位の向上を助長させてしまうものでしたが、この時点では求心力を失った中央政権には仕方のない方向性だったのかもしれませんね。

この宗教と政治。

今でも問題となっていますが、世界史を見てもキリスト教や、イスラム教、ユダヤ教、人を統治するために、虚像を作り出し、洗脳し管理をする。以前人類の誕生で述べた認知革命。人間のイマジンする能力。その部分を上手に利用し、集団を統治するために、政治は宗教を利用し、宗教も政治を利用する。政治と宗教の蜜月の関係性は太古の昔より続き、そしてそれは世界で現在進行形で続いており、これからも絶対に無くなりはしないものなのでしょう。世界史も浅くですが学び、宗教と政治の関係性を学ぶこととなり、それは日本でも同様の事が言えるのだと思います。

 

〇税収安定化への模索

 

誰だって遊んで暮らした。良い暮らしがしたい。贅沢がしたい。そんな上層部の浪費は留まる所を知らない。どこかのお金持ちたちが宇宙にまで唾を付けだしているように欲望には天井が無い。浪費の額がどんどんレベチになって行ってしまうのである。

 

そのお金を作り出すのが第三市民の仕事。役割。税収の安定化へのおバカな模索が始まります。

 

ここでですが後の時代へのリンク先として重要な分岐点となっているのがこの

 

班田収受の法~三世一身の法~墾田永年私財法

 

では無いのでしょうか。(実際これがこの時代では一番重要な事なのかもしれませんね。)

この流れでいくつもの後の時代へのリンク先となる出来事が起きてきます。

一つの時代の終わりの始まりを迎え、新しい時代の始まりのキッカケとなってゆく。

  • 中央集権国家の崩壊
  • 天皇中心からのパワーバランスの崩壊
  • 荘園制度による貴族と寺院などの権力の増加
  • 荘園を守るものALSOKやSECOMの様なガードマン(武士)の発生

自分が思うに本当にこんな法律を制定する前に、こんな法律を出したら、数年後どんな輩が出てきて、どんな行動に出ていくのかわからないものなのかと?改めて上層部のポンコツぶりは1300年も前から健在なのだと感心させられました。法を出す前にその欠点や抜け道を利用する輩の事を想像できないのだろうか?

 

法律を出す前なんかに助言する有能な軍師みたいな人間はいなかったのですかねw?

三世一身の法なんか

「4年目まずい事が起きそうな気がしてならないのですが?その辺どうでしょう?」

的な発言をする人はいなかったのですかね?誰かさんのマスク配布と同じようなもんですよね。結局は、『シカを指して馬となす。』なんでしょうね。上の意見は絶対である!。

やはり中学生の教科書なんかを見て見ても三世一身の法はそこまで需要視されて無いのですが、ここの三セットはまとめて、流れで覚えるのが良いですよね。

この荘園制が次の時代を作って行くと言っても過言では無いですもんね。この3つがこの時代の滅んでゆく原因の根幹でもあり、次の新しい時代の幕開けの源となった部分でもありますもんね。

 

これを学んでいる頃に一緒に見ていた動画があります。

歴史の教科の一門一答です。クイズ形式に時間のある時に息子と見てました。

 


www.youtube.com

 

えばーさんの一門一答シリーズ。

彼女の一問一答は5教科の基礎固めには非常に役に立つと思いますので、興味のある方は是非一度見て見て下さい。歴史だけでなく、5教科やってくれてるのが良いですよね。レベル的には本当に基礎の基礎です。

 

〇僧と貴族の爆発的な地位の上昇

墾田永年私財法と鎮護国家へのかじ取りで次に力を着けてくるのが僧侶と貴族。ここでこれまでの世の中をひっくり返すような大きな出来事が起きてきます。

 

天皇の後継者は天皇家から選ばれる”

”そして代々受け継がれてゆく”

 

いわば権力譲渡の世襲制

 

このこれまでの流れを覆そうとする輩が現れます。それもお坊さんの身分で。この時代爆発的に力を着けた僧侶が天皇の後ろ盾を受け、メキメキと出世をし、日本の頂点の座を狙おうとする。

 

そうこれは外伝的なイベントで本筋の部分(中学生の歴史ではあまり触れてはないみたいですもんね)では触れては無いのですが、『わけのたかまろ』、このブログの管理人のニックネームをパロらせてもらった人物との深い関わりがある出来事がここで起きます。これは過去記事を添付しておきますので興味のある方は是非読んで見て下さい。だいぶかみ砕いた書き方をしているので、全く知らない方でもザックリとした内容は入って来ると思います。

 

道鏡の宇佐八幡神託事件」

 

一人の僧が日本の頂点へと手を掛け、あと一歩のところまでたどり着き、それを天皇家に仕えた忠臣が阻止をするというお話です。

 

okite910nete1820.hatenablog.com

 

一方の政治の下働きをこなして行く貴族たち。天皇家も貴族無しでは仕事もろくに回らない位にパワーバランスが崩れ始めてきます。そこに拍車をかけたのが墾田永年私財法により出来た荘園制度。不輸、不入の権でドンドンと私腹を肥やし始めた僧侶と貴族たちの躍進ぶりは天皇家もどうする事も出来ないくらいの力を財力的にも着けさせてしまうことに、結果なってしまいました。

 

そしてこれらに嫌気がさしてきた天皇家はまたもや遷都の計画を立てだします。平安京への遷都です。

 

次の時代は奈良から平安へと舞台を移して行きます。この時代からも目まぐるしく色々な物が変化し、表面的には違うようなことでも、根幹は同じような事を暫くはずっと繰り返して行くこととなります‥。

 

さて次は 奈良時代平安時代 前期(貴族の政治)

 

 

になります。最後まで読んで頂いた方感謝します。ではまた🖐️🖐️。